オマハポーカーとは？基本ルールや戦略・コツまでを徹底解説！

あなたはオマハポーカーを知っていますか？

ポーカーをプレイしたことがあるという人は、テキサスホールデムの場合がほとんどです。

オマハポーカーには馴染みがなく、初めて聞いたという人も多いかと思います。

「オマハポーカーって何？」

「オマハポーカーとテキサスホールデムはどう違うの？」

「前から興味があるけどポーカー自体やったことがないし、どうやって始めたらいいのかわからない。」

こんな風に思っている人もいるのではないでしょうか。

これから紹介していくオマハポーカーは、日本で一般的にポーカーとして親しまれているテキサスホールデムとは違うルールのポーカーのことです。

ポーカーには専門用語が多く、初めてプレイしてから慣れるまでは大変ですが、奥が深いゲームのため1度理解してしまえば長く楽しむことができます。

オマハポーカーとは

オマハポーカーとは、日本で知られている一般的なポーカーとして有名なテキサスホールデムが派生して出来たポーカーのことです。

オマハポーカーのほとんどのルールはテキサスホールデムと同じですが、唯一違うのはホールカードが2枚ではなく4枚であるという点です。

たった2枚の違いで狙うハンドの種類が大きく違ってきます。

この枚数の違いはオマハポーカーの大きな特徴のひとつであると言えるでしょう。

オマハゲームの種類

オマハポーカーと言われるゲームの種類にはいくつかありますが、その中でもハイローが特に高い人気を誇っています。

ハイローは全ての資金が集められたポットを、ハンドが最も高かったハイと最も低かったローの2人で分け合うルールです。

また、このとき2人以上のプレイヤーが同じハンドだった場合はスプリットポットと呼ばれることもあります。

その中でもポットの種類について紹介していきましょう。

ポットリミット

ポットリミットとは、レイズする場合ポットに集められたチップと同額をベットするルールのことです。

最小のベット額であるミニマムベットは、最初に強制的に行う2つのベットのうち高い方のベット額であるビッグブラインドと同じです。

ノーリミット

ノーリミットとは、ベットする際の賭け金に上限がないことです。

基本的にテキサスホールデムの場合はノーリミットであることが多いです。

ポットリミットに比べて、ノーリミットの方がゲーム展開が広がりやすいという特徴があります。

そのため利益への影響が大きくなります。

固定リミット

固定リミットはフィックスリミットとも呼ばれていて、ポットへのレイズは最大で4回までと決められています。

ベットやレイズの際の金額はブラインドサイズと同じです。また、ベット額はあらかじめ決められています。

オマハポーカーの基本的なルール

ここからはポーカーの基本的なルールについて解説していきます。

ポーカーには専門用語が多いですが、ゲームのルールや流れ自体は1度覚えてしまえばスムーズにプレイすることが可能です。

オマハポーカーはオマハホールデムの略で、テキサスホールデムとは似ているところが多いため、ポーカーをプレイしたことがある人はすぐに覚えることができるでしょう。

ディーラーボタンを置く

プレイヤー全員でカードを1枚ずつ引いて、1番数字の大きいカードをひいた人がディーラーに選ばれます。

運営側の従業員ではなく、この場合はゲームのプレイヤーの中から親に選ばれた人がディーラーとなります。

ブラインド（強制ベッド）

カードを配るより前にベットを行います。

ディーラーの左隣がスモールブラインド、更にその左隣がビッグブラインドと言われます。

これは強制的に行われるもので、ディーラーを基準として左側に座った人と更にその左側に座った人は必ず行わなければなりません。

カードを配る

ディーラーボタンが置かれている左隣のスモールブラインドから、時計回りになるようにカードを配ります。

ディーラーに選ばれた人が最後になるように2周カードを配り、各4枚ずつになるようにします。

フリプロップ

場に出ているホールカードを確認したあとで、ビッグブラインドをベットもしくはレイズします。

ビッグブラインドはポットのルールによってあらかじめ決められているもので、ベットする場合自分で金額を決めることはありません。

レイズする場合はこれに限りません。

フロップ

フロップとは、最初に配られる3枚目のカードのことです。

ディーラーの左側にいるスモールブラインドからスタートして、次のベッティングを開始します。

ポットが固定リミットの場合は、スモールベットから数えてベットまたはレイズしてください。

ターン

ターンとは、最初に配られる4枚目のカードのことです。

ディーラーの左側にいるスモールブラインドから時計回りにベットしてください。

ポットが固定リミットの場合は、スモールベットから数えてベットまたはレイズしてください。

リバー

リバーとは、最後に配られる5枚目のカードのことです。

ディーラーの左側にいるスモールブラインドから時計回りにベットしてください。

ポットが固定リミットの場合は、スモールベットから数えてベットまたはレイズしてください。

ショーダウン

ここまでの全てのベッティングが終了したときに、まだ生き残っているプレイヤーがベットまたはレイズを行います。

残っているプレイヤーの中からベットが行われなかった場合は、ディーラーの左側にいるスモールブラインドのプレイヤーが手札を公開します。

1番強いハンドを完成させたプレイヤーの勝ちとなり、ポットの中身を獲得できます。

ハンドの強さが同じときは、同じハンドだったプレイヤー同士でポットの中のチップをシェアします。

オマハポーカーの役について

それではここで、オマハポーカーの役について紹介していきます。

下に行くほど強いハンドになっています。また、強いカードの順番はA、K、Q、J、10・・・4、3、2です。

ハイカード

コミュニティカードが5枚揃った状態でハンドが完成しなかったときのことです。

もし全てのプレイヤーがハイカードだった場合は1番強いカードで勝敗が決まります。

そのカードも同じ強さだった場合は、2番目に強いカードで比べてください。

ワンペア

同じ強さのカードが2枚あるハンドをワンペアと言います。

同じワンペアのプレイヤーが2人いた場合は、ハンドが完成しているカードの数字の強さを比べたときに、数字が強いプレイヤーの勝利となります。

ツーペア

同じ強さのカードが2枚ずつ揃っていることをツーペアと言います。

同じツーペアのプレイヤーが2人いた場合は、ハンドが完成しているカードの数字の強さを比べたときに、数字が強いプレイヤーの勝利となります。

スリーカード

同じ強さのカードが3枚揃っていることをスリーカードと言います。

同じスリーカードのプレイヤーが2人いた場合は、ハンドが完成しているカードの数字の強さを比べたときに、数字が強いプレイヤーの勝利となります。

ストレート

5枚のカードが連番になったハンドをストレートと言います。

絵柄のカードの強さを超えたときはハンドが成立しません。

同じストレートのプレイヤーが2人いた場合は、ハンドが完成しているカードの数字の強さを比べたときに、数字が強いプレイヤーの勝利となります。

フラッシュ

5枚の同じスート（絵柄）のカードが揃っているハンドをフラッシュと言います。

同じフラッシュのプレイヤーが2人いた場合は、強いカードを持っているプレイヤーの勝利となります。

フルハウス

ワンペアとスリーカードを組み合わせたときに完成するハンドをフルハウスと言います。

同じフルハウスのプレイヤーが2人いた場合は、スリーカードの数字の強さを比べたときに、数字が強いプレイヤーの勝利となります。

フォーカード（クワッズ）

4枚の同じ数字のカードが揃っているハンドをフォーカードと言います。

同じフォーカードのプレイヤーが2人いた場合は、カードの数字の強さを比べたときに強いカードを持っているプレイヤーの勝利となります。

ハンドの数字の強さが同じだった場合は、残っている1枚のカードの数字が強いプレイヤーの勝ちです。

ストレートフラッシュ

5枚のカードが連番になったストレートと、5枚の同じスート（絵柄）のカードが揃っているハンドをストレートフラッシュと言います。

同じストレートフラッシュのプレイヤーが2人いた場合は、連番になっている1番小さい数字のカードを比べたときに、強いカードを持っているプレイヤーの勝利となります。

オマハポーカーのハンドの強さ

テキサスホールデムで1番強いハンドはロイヤルストレートフラッシュです。

これは10、J、Q、K、Aの連番になった状態で5枚の同じスート（絵柄）のカードが揃っているハンドのことです。

オマハポーカーとテキサスホールデムにそれほど大きな違いはありませんが、オマハポーカーにはロイヤルストレートフラッシュが適用されません。

オマハポーカーの戦略とコツ

それではここで、オマハポーカーの戦略とコツについて紹介していきましょう。

ポーカーにはいくつかの攻略法と勝つためのコツがありますが、顔が見えないオンラインカジノと対面で戦う実際のポーカーでは勝つための方法が違います。

その中でも有効な攻略法を4選にまとめました。

顔に表情を出さない

ポーカーフェイスという言葉があるように、ポーカーをプレイする際にはプレイヤー同士で表情を読み取られないようにすることが大切です。

感情をすぐに表に出してしまうと、動揺を相手に感じ取られて負けに繋がってしまいます。

どんなカードを引くかはわかりませんが、負けないための要素は少しでも潰していく方が得策です。

こうした運要素ではない部分の積み重ねが勝利への1番の近道です。

ルールの違いを意識する

ポーカーとして広く知られているのはテキサスホールデムというオマハポーカーとは少し違うルールです。

テキサスホールデムではホールカードと呼ばれるカードを2枚配ります。

オマハポーカーでは4枚のホールカードを使うことが可能です。

その違いを意識するだけで、ゲームの流れをある程度コントロールすることができるでしょう。

何人でプレイしているか考える

ポーカーは2人からプレイすることができますが、最大で10人までテーブルにつくことができます。

少ない人数でプレイしているときと最大人数の10人でプレイしているときでは戦い方が変わってくるでしょう。

その違いを意識するだけで小さなミスを防ぐことに繋がります。

同じポーカーというゲームでも人数によって変わるということを覚えておいてください。

熱くなりすぎない

ポーカーをプレイする上で1番重要なことは、熱くなりすぎないことです。

ポーカーを始めとするギャンブルではつい勝負に出たくなるものだと思います。

しかし、勝利への1番の近道は勝てないとわかったときに降りることにあります。

強いプレイヤーでも勝負に出る割合は30%程度です。

残りの70%はフォールドを選択することが多い傾向にあります。

熱くなりすぎずに冷静にゲームの流れを見極めることが大切です。

オマハポーカーに関するQ&A

これからオマハポーカーをプレイしたいと考えている人や、オマハポーカーをプレイしている人の中で特に多い質問をまとめました。

実際にプレイするときの参考にしてみてください。

また、ポーカーをプレイしていてなかなか勝てずに行き詰ってしまったという人も、これから紹介する4つの点に注意することで勝ちに繋がるかもしれません。

オマハポーカーとテキサスホールデムってどう違うの？

オマハポーカーとテキサスホールデムの違いは、ホールカードの枚数です。

オマハポーカーでは2枚のホールカードを使いますがテキサスホールデムでは4枚です。

日本で1番知られているポーカーはテキサスホールデムですが、ルールの違いさえわかればオマハポーカーもすぐにマスターすることができるでしょう。

どのハンドが1番強いの？

1番強いハンドはロイヤルストレートフラッシュだと言われていますが、これは数字の強さも含めたもので10～Aが揃った場合のみです。

そのため、ストレートフラッシュが1番強いハンドということになります。

揃う確率がとても低いことから、ロイヤルストレートフラッシュという言い方はあまり一般的ではありません。

オマハポーカーで勝てる方法は？

テキサスホールデムと比べてホールカードが多いことから、オマハポーカーの方が組み合わせの種類が豊富です。

しかし、初心者には難しいというデメリットもあります。

ポーカーはトランプのカードを使って行うため、確率が物を言うゲームです。

何度もプレイして経験値を重ねるよりも、ポーカーについての確率をきちんと頭に入れることで少しずつ勝てるようになります。

オマハポーカーで遊べるアプリはある？

オマハポーカーで遊べるアプリはいくつかありますが、その中でもベラジョン ラッキースロットがおすすめです。

ポーカーだけでなく様々なカジノゲームを全て無料でプレイすることができます。

そのため、実際にベットする前にルールを確認したい人やポーカーの雰囲気を掴みたい人も安心してプレイすることができます。

まとめ｜オマハポーカーをプレイした感想

よく知られているテキサスホールデムとは違って、オマハポーカーの方がベットするタイミングで考えうる組み合わせの種類が多いことから少し難しく感じました。

ですが、ポットリミットの場合は1回のゲームで支払われるチップの金額が決まっています。

そのためロスが途中で大きく変わることがなく、ベッティングコントロールがしやすいです。

ポーカーをまだ体験したことがないという人には、オマハポーカーから始めることはおすすめできません。

まずはテキサスホールデムから始めて、ホールカードの枚数が違うことを意識しましょう。

そのあとでオマハポーカーを始めても遅くありません。