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オンラインカジノで作った借金は自己破産できる?オンラインカジノと自己破産について徹底解説!

オンラインカジノをプレイしていて、つい使い過ぎてしまった経験はありませんか?

たまたま勝ちが続いたときに、もうひと勝負!と賭け続けているうちにいつの間にか負けの方が多くなってしまって、その分まで取り返すためにプレイしていたら最終的にはマイナスになっていたという人もいると思います。

そんな風に少しの使い過ぎから借金が膨らみ、自己破産を検討するまでになってしまったらどうしますか?

ギャンブルでの借金は自己破産が認められないこともあります。

しかし、競馬やパチンコなどのギャンブルでできた借金は自己破産できたケースもあるようです。

では、オンラインカジノでの借金はどうでしょうか。一緒に見ていきましょう。

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結論|オンラインカジノの借金による自己破産は原則認められていない

オンラインカジノなどのギャンブルで作ってしまった借金は、免責不許可事由の対象となります。

裁判所によって免責が認められると、借金の支払い義務がなくなります。

法人の場合はこの免責が認められるケースがほとんどですが、個人の場合はそうはいきません。

特にギャンブルや買い物など浪費での借金は免責不許可事由に値します。

しかし、借金をした原因にはオンラインカジノ以外の理由も含まれていると判断された場合には、免責が認められることもあります。

借金が膨らみ過ぎてしまったときは1人で抱え込まずに法的な解決も含めて相談しましょう。

自己破産とは

自己破産とは、自身の収入や財産では借金の返済がままならないときに、裁判所に申し立てをして借金の支払い義務を免除してもらう手続きのことです。

借金の支払い義務がなくなるということだけ聞くとメリットのように感じますが、車などの財産も全て処分しなければなりません。

そこまでしても返せないほどの借金だから免責が認められるのであって、貯金も全て処分します。

ただし、車の価値が20万円未満の場合はそのまま保有し続けることが可能です。

自己破産が認められると、借金に対しての支払い義務はなくなりますが、税金や罰金など一部免責されないものもあります。

オンラインカジノで自己破産が認められるケース

オンラインカジノなどのギャンブルで作った借金であっても、裁判所の判断によっては自己破産が認められるケースもあります。

この裁量免責が認められるためには、オンラインカジノに借金をするほどのめり込んでしまったことを反省し、これからは大きな浪費をしないことを態度で示さなくてはなりません。

ただし、自己破産の手続きの中でも免責不許可事由に該当する場合は管財事件という手続きになるため、かかる費用が高額になってしまいます。

自己破産が認められなかった時は債務整理を利用しよう!

オンラインカジノなどのギャンブルで作った借金は免責不許可事由に該当しますが、裁量免責が認められると自己破産の手続きができます。

しかし、裁量免責が認められなかったにも関わらず、自力での返済が難しい場合もあるでしょう。

そんなときは自己破産の他に債務整理の手続きをとれば、全額ではないものの借金を減らすことができます。

個人再生

個人再生は、自分が背負っている借金を最大で約5分の1程度に減額することができる債務整理のことです。

必ず5分の1程度まで減額できるという訳ではなく、裁判所での審査によって減額できる金額が変わります。

自己破産と大きく違うのは、家や車などの資産を手放さなくてもいいという点です。

そのため、個人事業主などの自営業の人に向いています。

減額された借金は原則3年以内に完済できるよう返済計画を立てて、その内容も裁判所に提出することになります。

個人再生が認められれば、借金を減額してもらって残りを計画的に返済していくことになりますが、もし減額されたとしても返せないほどの借金を抱えている人にはこの債務整理はおすすめできません。

特定調停

特定調停は、金利の見直しや借金の減額などを簡易裁判所が行う債務整理のことです。

金利を下げて借金の総額を再計算することで減額に繋がります。

自己破産は弁護士などの代理人が仲介役ですが、特定調停の場合は債務者と債権者の仲介を簡易裁判所が行います。

そのため、債権者が直接簡易裁判所で様々な手続きをしなければなりません。

また、特定調停の基準は簡易裁判所によってそれぞれ異なることもあります。

弁護士や行政書士のような代理人がいる訳ではないため、債務者が特定調停に積極的ではないケースもあり、特定調停を選ぶ場合には自分の時間と体力を消費する覚悟を持って挑みましょう。

しかし、代理人に頼む費用がかからないことで安価に済ませられる手続きでもあります。

任意整理

任意整理は、弁護士などの代理人が債権者と交渉して利息をカットし、借金を減額する債務整理です。

裁判所で手続きをする必要はないため、債権者と債務者の個人間でのやりとりになります。

自己破産のように資産や財産を没収されることや膨大な借金を抱えてしまったことを誰かに知られることはありませんが、利息がなくなっても借金がなくなる訳ではないので注意してください。

そのため、借金の総額がそれほど高額ではない人に向いています。

オンラインカジノで自己破産をするメリット

自力で返済が困難になるほど膨れ上がってしまった借金を自己破産すると、大きく分けて3つのメリットがあります。

自己破産によって今後の行動が制限されてしまうこともありますが、今抱えている借金によって起こっている様々なトラブルからの解放は誰しもが望むことだと思います。

それでは紹介していきましょう。

返済義務がなくなる

裁判所によって借金を返済するための支払い能力がないと認められれば、免責許可の決定がなされます。

この決定を裁判所から受けることができれば、返済義務が免除されます。

借金で首が回らなくなった人が自己破産の手続きをするのはこれが目的です。

取り立てをされなくなる

自己破産の手続きをとれば、借金に対する債務整理を代理人である弁護士や行政書士が担当することになります。

そのため、債権者である金融機関などには「今後債権者への借金に関する連絡は代理人を通してください。」という通知が届きます。

これによって、督促状や債権者からの借金返済を催促するような連絡は債務者の元には一切届きません。

債務整理を依頼した弁護士や行政書士が担当することになるのでもう安心です。

誰でも申し立てることが可能

自己破産というのは特定の条件を満たしている人だけが申請できるという訳ではなく、どんな人であっても手続きすることができます。

自己破産と聞くと、会社を倒産させるような莫大な借金を背負ったときに行うことと思う人も多いかもしれません。

借金の金額に一定の基準はありますが、自己破産は無職の人や生活保護を受けている人でも行うことができる債務整理のひとつです。

今後の人生を悲観する前に1度相談してみることをおすすめします。

オンラインカジノで自己破産をするデメリット

背負った借金の返済義務がなくなる自己破産には、いくつかのデメリットもあります。

借金の返済を免除される代わりに、自己破産の手続きが終わったあとの年単位でお金に関することが制限されます。

大きく分けて3つあるデメリットを一緒に見ていきましょう。

ブラックリスト入りする

自己破産を行うとブラックリストに追加されてしまいます。

個人信用情報という記録に事故として記載されることで、クレジットカードの新規発行ができなくなります。

また、この個人信用情報は家や車を購入する際の審査にも利用されているため、ローンを組むこともできません。

クレジットカードが作れなかったり、ローンが組めない状況が一生続く訳ではなく、5年から10年後には復活します。

しかし、ブラックリストに追加されているときでもデビットカードを作ることは可能です。

資産や20万円以上の財産を失う

自己破産が認められると、現在保有している資産や財産は手放さなければなりません。

全ての財産を没収される訳ではなく、生活に必要だと判断されたものは手元に残すことができます。

しかし、20万円以上の財産は借金の返済に当てることになります。

家や車を持っている場合や、生命保険や医療保険を解約して戻ってくる金額が20万円以上になる場合も対象です。

また、99万円以上の現金も保有できなくなります。

自己破産の手続きが終わるまで働ける職業が制限される

自己破産の手続きが開始されると、手続きが終わるまでの間は以下のような特定の職業には就けなくなります。

  • 宅地建物取引士
  • 税理士
  • 行政書士
  • 旅行業務取扱管理者
  • 建設業者
  • 警備員

などがあります。

元々この職業に関わりのない人にはあまり影響はないかもしれません。

これらの職業が制限される理由のひとつに他人の財産を預かる仕事だからというのがあります。

この人になら自分の財産を預けても大丈夫と思われているからこそ成り立っている職業は、信用が第一です。

注意!自己破産の原因となるオンラインカジノの遊び方

オンラインカジノは派手な演出などユーザーを楽しませる要素がたくさんあり、なおかつ隙間時間のような短い時間でも手軽に遊ぶことができます。

しかし、楽しさのあまり気が付けば想定外に資金を費やしていたということもあるようです。

オンラインカジノをやり込み過ぎてしまう人に多く見られる特徴は3つあります。

借金返済のためにオンラインカジノをプレイしている

楽しむためにオンラインカジノをプレイしているのではなく、借金を返済することが目的になっている人は余裕がありません。

借金を返すために勝ちたいと思っていると冷静な判断ができなくなり、負けても勝ったときに取り返せばいいと考え予算以上の金額を賭けてしまいます。

オンラインカジノをプレイするときに1番大切なことは冷静さを保つことです。

自分を見失わないようにしましょう。

熱くなりやすく損切りができない

オンラインカジノをプレイしていて、運よく1度勝ってしまうと「次も勝てるのではないか」と思い、またそのときの勝利の快楽からどんどんベットしてしまうことがあると思います。

逆に負けが続いているときも「次こそ勝てるはず」と思い、やめることができなくなってしまったという人も多いのではないでしょうか。

勝ったときにやめるとプラスで終わることになり、負けたときにやめてもこれ以上の損失を減らすことに繋がります。

オンラインカジノをプレイする上で大切なことは、損切りの重要性を覚えておくことです。

勝ったときの快楽をもう一度味わいたい

オンラインカジノに限らずギャンブル全般に言えることですが、勝ったときの成功体験がある人はその快楽を忘れることができません。

またあのときの気持ちを味わいたくて、ついついプレイしてしまうのでしょう。

そのため、1度にベットする金額も増えていき、軍資金が足りなくなっても続けてしまうことから借金をしてまでオンラインカジノにのめり込んでしまいます。

成功体験を忘れる必要はありませんが、それはたまたま勝っただけでいつも勝てる訳ではないということを覚えておいてください。

成功体験として脳が覚えているのは滅多にないことだからです。

オンラインカジノで自己破産しないための遊び方

オンラインカジノをプレイしている人の中には、オンラインカジノの報酬だけで副業やあるいは本業に届く程度まで稼いでいる人もいます。

しかし、そういった人たちはオンラインカジノを投資として捉え、常に熱くなりすぎないよう冷静な目線を持っています。

そうした戦略的な賭け方をしていても、いつ大きく負けるのかわからないのがオンラインカジノです。

取り返しのつかないことになる前に、軍資金を使い過ぎないようなプレイ方法を考えた上でオンラインカジノを楽しみましょう。

ギャンブルに依存しないためのルールを決める

オンラインカジノで自己破産を検討するほどの借金をしないためには、自分には関係のないことと思わずに初めからいくつかの決まりを作っておくといいでしょう。

たとえば、空いた時間に際限なくプレイしてしまうとその分資金も減り続けてしまいます。

それを防ぐためにオンラインカジノをプレイしてもいいのは帰宅後の1時間のみといったように、あらかじめプレイする時間を決めておくのもひとつの方法です。

そのため、オンラインカジノによってはリミット機能がついているところもあります。

このリミット機能を設定しておくと、入金する金額やプレイ時間をオーバーしそうになったときに通知されます。

強制的にオンラインカジノをやめさせるものではありませんが、はっと我に返って考え直すきっかけにはなるはずです。

また、オンラインカジノにはしばらくログインしていないと営業メールが送られてくることがあります。

しばらくオンラインカジノから離れたいと思っているときにサイトからのメールが目に入ると、プレイしているときの楽しさを思い出して、またやってみようという気持ちになってしまいます。

そんなときにはいっそのこと配信停止にしてしまうか、迷惑メールに分類されるようにして不意に目に入らないようにしてください。

適度にオンラインカジノを楽しむ分には問題ありませんが、依存するほどハマってしまったときにはこのような対策を地道にやっていく他にありません。

使ってもいい金額をあらかじめ決めて欲張らない

オンラインカジノをプレイして冷静さを失った人は、予算を大きく超えてもまだ賭け続けてしまったりと欲張ってしまいます。

前述のように借金返済を目的にしていたり、大きな配当金が出たときの成功体験が忘れられない人はこのケースが多いです。

使ってもいい金額以上に賭けてしまうことのないように、初めからそれを念頭に置いて対策をしていくのがいいでしょう。

たとえば、勝ちが続いて予算として決めていた金額より残高がプラスになった場合は、その分たくさん遊べると考えるのではなく、すぐに出金申請してしまいましょう。

そうすることで使い過ぎを防ぐことができ、また配当金を賭け金として使うことなくきちんと利益にすることができます。

また、ある程度の損失額も決めておきましょう。

これはいわゆる損切りと言われるもので、まだ予算が残っていたとしても自分で決めた損失額を失った時点でプレイをやめることです。

初めは使い過ぎても小さな金額かもしれませんが、だんだんとそれが積み重なることでいつの間にか大きく資金をつぎ込むことになります。

これくらいなら大丈夫と過信せずに、オンラインカジノを楽しむ予算は生活費や支払わなければいけない必要経費を差し引いた余剰金で楽しむようにしましょう。

まとめ|自己破産のリスクを減らし上手にオンラインカジノで遊ぼう

ここまでオンラインカジノでの借金と自己破産について紹介してきました。

オンラインカジノのようなギャンブルを楽しむことは悪いことではありません。

休日や空いた時間に楽しむことで、充実した体験をすることもできるでしょう。

パチンコや競馬などの他のギャンブルにも共通していることですが、オンラインカジノで勝っている間はとても楽しいと思います。

しかし、自己破産をするほどの借金を背負ってまですることではありません。

その楽しさや気持ちよさはお金で買えるものではなく、たまたまそのとき運がよかっただけです。

もう一度あの快楽を味わいたくて、その成功体験から賭け金を増やしてしまってはいけません。

この記事で紹介してきたように、オンラインカジノでできた借金を自己破産するのはとても大変なことです。

基本的にギャンブルでできた借金は自己破産として認められるのが難しく、他の債務整理を選択したとしても全額免除される訳ではありません。

オンラインカジノを無理なく楽しむためにも、使い過ぎることのない範囲で予算を決めることがとても大切です。

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