ポーカーより盛り上がる？！テキサスホールデムの基本ルールを徹底解説！

テキサスホールデムは、ワンペアやフラッシュなどの役はポーカーと同じですが、ディーラーやほかのプレイヤーとの駆け引きを楽しめる奥が深いゲームです。

 

ポーカーとのもっとも大きな違いは、カードの配り方です。
カードを交換するポーカーゲームとは違い、テキサスホールデムでは、コミュニティカードと呼ばれる共通カードも使って役を作ります。
そのため、ディーラーやほかのプレイヤーの手札を読みつつ、ゲームを下りるか乗るかの駆け引きを楽しむことができます。

 

ここでは、テキサスホールデムの具体的なゲームの進め方やベットの方法、用語、勝利のためのセオリーなどについて、ご説明します。
オンラインカジノでテキサスホールデムを楽しみたいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

テキサスホールデムとポーカーとの違いは何か？

 

まずは、ポーカーとの違いについて、ご説明します。
違いがわかれば、テキサスホールデムのゲームの進め方がすぐにイメージできると思います。
ポーカーとの違いを押さえておきましょう！

 

カードの配置と使い方が違う

テキサスホールデムは、5枚のカードで役を作るという点で、基本的なルールはポーカーと同じです。
しかし、カードの配置や使い方が違います。
具体的にどのように違うのか見てみましょう。

 

 

テーブルの中央には、コミュニティカードと呼ばれる5枚のカードが配置されます。
このカードは場の共通カードで、プレイヤーもディーラーも共通に使います。
最初は5枚のコミュニティカードのうち3枚だけがオープンにされ、最後に残りの2枚がオープンになります。

 

各プレイヤーには、2枚のホールカードという手札が配られます。
プレイヤーは、最終的にこのホールカードとコミュニティカードを合わせた7枚のカードの中から、役を作ります。
5枚のコミュニティカードだけで役を作ってもOKです。

 

また、カードの交換は行いません。
通常のポーカーでは、一回カードを交換するフェーズがありますが、テキサスホールデムではカードの交換を行わずに、最初に配られたカードのみでゲームを進めます。

 

このカードの配り方と使い方が、ポーカーとのもっとも大きな相違点です。
プレイヤーが手持ちのカードだけで役を作るポーカーとは違い、共通カードも使って役を作ります。
また、ゲームが進むとカードがオープンになっていくので、ゲームの内容が変化していく点が面白いといえるでしょう！

 

ベットの方法が違う

ベットの方法も、ポーカーとは大きく異なります。

 

テキサスホールデムには、次のような3つのベットするエリアがあります。

 

 

 

ただし、AA　BONUSだけにベットすることはできず、必ずAnteにベットしてからAA　BONUSにベットします。
ポーカーでいうと、Anteはベット、Callはコール、AA BONUSはレイズに似ていますね。

 

最初にAnteにベットするときには、3枚のカードしか見ることができません。
次に、ホールカードも見て、Callに賭けるか、Fold（下りる）かを決めます。
また、配当が高いAA BONUSに追加ベットすることも可能です。
最後にコミュニティカードの残り2枚とディーラーのホールカードがオープンになり、勝負が決まります。

 

このように、それぞれの時点でオープンになっているカードが少ない状態で、ベット額を決めなければなりません。
相手に勝てるかを見極めながらベット額を判断したり、勝負するかどうかを決めたりするときのドキドキ感がたまらないでしょう。
そのため、ポーカープレイヤーに、とくに人気の高いゲームのひとつなのです。

 

プレイヤー数や役の形は変わらない

テキサスホールデムは、通常2人から10人で行います。
プレイ人数については、通常のポーカーと変わりはありません。
オンラインカジノの場合は、ディーラーとの一対一の勝負になるでしょう。

 

また、ワンペアやストレートなどの役の形も、ポーカーとそっくり同じです。
詳しくは、『２役を覚えよう』をご覧ください。

 

テキサスホールデムのゲームの進め方

 

テキサスホールデムの詳しいゲームの進め方をご説明します。
ゲーム進行をざっくりと頭に入れれば、すぐにゲームに参加できるようになるでしょう！

 

テーブルを決める

ランドカジノでは、空いている席に座れば、それでOKです。
オンラインカジノなら、普通にゲームを開始するだけですね。
トーナメントなどでは席順が重要なのですが、オンラインカジノでは関係ないので説明を省きます。
また、実際のランドカジノでは親決めなども重要ですが、やはりオンラインカジノでは決める必要ないので、ここでは説明をしません。

 

最初のベットタイム

まずは、Anteにベットします。
この時点では、コミュニティカードは3枚しかオープンにされません。
つまり、最初のベット時には3枚のカードだけで、どれくらいベットするかを判断しなければならないということです。

 

なお、後で勝負（Call）する際にはAnteの倍額をさらにベットすることになるので、それを念頭において、よく考えてベットしましょう。
この時点で、AA　BONUSにベットすることも可能です。

 

Callするかを決める

最初のベットタイムが終わると、次のフェーズに入ります。
ホールカード（手札）2枚を各プレイヤーが見られるようになります。
コミュニティカードの3枚と手札2枚から判断して、Callにベットして勝負するかを決めます。

 

勝てそうにない場合はFold（フォールド）してゲームを下り、Anteに賭けたチップは没収されます。

 

勝負することを判断した場合は、CallにAnteに賭けたチップの倍額をベットします。
たとえば、Anteに5ドルベットした場合は、2倍の10ドルをCallにベットします。
さらに、AA　BONUSにベットすることも可能です。

 

勝負が決まる

最後に、残りのコミュニティカード2枚がオープンになります。

 

まずは、ディーラーのカードを見ましょう。
ディーラーが勝負するか下りるかは、ディーラーの役の内容によって次のように自動的に決まります。

 

 

なお、あなたにどんなに強い役ができていたとしても、ディーラーが勝負を下りてしまうと、Anteに賭けた額と同額しかもらえません。

 

テキサスホールデムを実際にやってみよう！

 

ひととおりテキサスホールデムのゲームの進め方をご説明しましたが、「いまいちよくわからない！」という方もいるかもしれません。
そこで、具体的に配られたカードを見ながら一緒にゲームを進めていき、テキサスホールデムをシミュレーションしてみましょう。
そうすることで、よりルールやゲームの進め方が頭に入りやすくなるでしょう。

 

それでは、テキサスホールデムのシミュレーションをはじめましょう！

 

最初に、場に3枚のコミュニティカードが並びます。
ここでは、次のようなカードが出ました。

 

 

「K」や「J」などの強めのカードが出ています。
手札にも同じカードが出ることを期待して、多めにベットしてもよいでしょう。
ここでは、強いカードか、または、カードがどれくらいそろっているかで、判断するしかありません。
しかし、ここは何も考えず、1ドルをAnteにベットします。

 

次に、プレイヤーとディーラーにホールカードが2枚ずつ配られます。

 

 

この時点で、「K」のワンペアができました。
ワンペアができれば、勝負ができます。
ここは迷わず、Callにベットして勝負しましょう。
Anteに1ドルベットしたので、Callにはその2倍の2ドルをベットします。
さぁ、勝負です！

 

 

すべてのカードがオープンになりました。
プレイヤーは「K」のワンペア、ディーラーは「J」のワンペアで、プレイヤーの勝ちです。

 

AnteとCallに合計3ドルベットしていたので、1倍の3ドルを獲得です。

 

実際のゲームをシミュレーションしてみましたが、いかがでしょうか？
とてもシンプルなゲームだったと思います。
さっそくプレイしてみましょう！

 

テキサスホールデムの勝利のセオリーとは？

 

カジノゲームには、勝利のセオリーというものがありますので、ご紹介します。
セオリーを知っておくと、これから必ず役に立つはずですよ！

 

ワンペアできていたら迷わず勝負せよ！

ワンペアができていたら、迷わず勝負してOKです。
ワンペアができてしまえば、それ以下になることはありません。
むしろ、最後にコミュニティカードがすべてオープンになるとさらにカードが加わるので、ツーペアやスリーカードになる可能性もあります。
そのため、ワンペアができたら、迷わずCallにベットして勝負しましょう！

 

AA　BONUS には基本賭けない！

AA　BONUSに賭けると配当が上がりますが、賭けるのはあまりオススメしません。
なぜなら、そこまでうま味がないからです。

 

AA　BONUSに賭けても、「A」のワンペアか、ツーペア以上を作らないと配当が上がりません。
そのため、上記の役が確実にできているのでなければ、AA　BONUSにベットするメリットはないのです。
また、もしツーペア以上ができていてAA　BONUSにベットしても、ディーラーがそれ以上の役を作っていれば没収されてしまいます。

 

そもそもツーペア以上ができる確率は、8％にも満たないといわれています。
そのため、AA　BONUSに賭けるうま味はあまりないでしょう。
徐々に慣れてきて、賭けてもよいと判断できるのであれば、AA　BONUSにベットして大きく勝ちを狙ってみてくださいね！

 

テキサスホールデムの役を覚えよう

 

テキサスホールデムの役は、ポーカーと同じです。
ここでは、ポーカーの役と配当についてご説明しましょう。
なお、「スート」とは、ハートやクラブなど、トランプのマークのことです。

 

テキサスホールデムでの役ごとの配当一覧は、以下のとおりです。

 

 

ここでは、ポーカーの役を強い順にご紹介しますので、少しずつ覚えてくださいね。
一度覚えてしまえば、とてもシンプルなので忘れることはないでしょう。
いっぺんにすべてを覚えるのが難しい場合は、少しずつ覚えていってくださいね。

 

ストレートフラッシュ

「ストレートフラッシュ」は、同じスートで数字が5枚続く役です。
ストレートフラッシュの中でも、10からAまで続くものをロイヤルフラッシュと呼び、最強の役です。

 

フォーカード（フォーオブアカインド）

「フォーカード（フォーオブアカインド」は、同じ数字が4枚そろったものです。
数字が大きいほど強くなります。
最強は「A」です。

 

以下、数字をそろえる役は、同様に数字が大きいほど強くAのものが最強です。

 

フルハウス

「フルハウス」は、同じ数字が3枚と2枚の組み合わせの役です。

 

フラッシュ

「フラッシュ」は、数字に関係なく、同じスートのカードが5枚そろった役です。
たとえば、ハートのカードが5枚などです。
より大きな数字が入っている方が強くなります。

 

ストレート

「ストレート」は、スートに関係なく、続きの数字が5枚そろった役です。

 

スリーカード（スリーオブアカインド）

「スリーカード（スリーオブアカインド）」は、同じ数字が3枚そろった役です。

 

ツーペア

「ツーペア」は、2枚ずつ、同じ数の数字が二組そろった役です。

 

ワンペア

「ワンペア」は、同じ数の数字が一組そろった役です。

 

ハイカード

「ハイカード」は、役がない状態を指します。
誰も役を作れなかった場合、もっとも大きい数字のカードを持っている人が勝ちです。
役が作れなくても、この役で勝つ可能性もあることは覚えておくとよいでしょう。

 

まとめ｜テキサスホールデムは初心者にもおすすめ！

テキサスホールデムについて詳しくご説明してきましたが、いかがでしたでしょうか？
一度覚えてしまえば、テンポよくプレイできる、とても楽しいゲームです。

 

難しい戦略や役の構成などを覚える必要はありません。
ポーカーの役と、特有のゲームの進め方を覚えてしまえば、すぐにプレイをはじめられます。

 

手軽にプレイできて盛り上がりますし、勝ちを狙いに行くことも十分可能な面白いことが、テキサスホールデムの魅力です。
ぜひ、オンラインカジノに登録して、テキサスホールデムを楽しんでくださいね！