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カジノゲームで損切りは必要なのか?タイミングやポイント、シミュレーションをまとめてご紹介!
株取引やFXなどの投資の世界でよく使用される「損切り」。
実は投資の世界だけではなく、カジノゲームにも非常に有効な戦略です。
長期間カジノで利益を出し続けている人は、ほぼ間違いなく、損切りの考え方を使用しています。
カジノはギャンブルなので、損失について考えることは、逆に利益を出すための絶対条件だといえるのです。
この記事では、損切りについての基本となる考え方を解説するとともに、損切りするタイミングや実行するポイント、マーチンゲール法での損切りのシミュレーションなどをご紹介します。
カジノで利益を出たいなら、必ず損切りについて知っておきましょう。
目次
損切りとは?
「損切り」は、株やFXなどの投資の世界で使用される言葉で、「ロスカット」や「ストップロス」とも呼ばれます。
損切りとは、簡単にいうと「損失を確定させて撤退する」ことを指しています。
つまり、負けが確定している状況で、ゲームをやめてしまうことです。
株・FXなどの投資、あるいはギャンブルの場では、損失が出た際は、「すぐに取り返してやろう」という気持ちになりがちです。
その結果、さらなる損失が膨らんでいき、気付いたときには手元の資金が底をついてしまったという状況に陥ることも少なくありません。
実際にその日中に損失を取り返せることもありますが、「あのとき、あそこでゲームをやめていたらな…」と後から反省することのほうが圧倒的に多いでしょう。
損切りとはまさに、「あのときにゲームを降りる」ことを表しており、損失を最小限に抑えるための考え方です。
カジノゲームで損切りは必要?
結論からいうと、カジノゲームでも、損切りの考え方は十中八九必要です。
もし、あなたが何の考えも戦略もなしにカジノゲームで常勝できるような強運の持ち主なら、損切りという考え方は、必要ありません。
しかしほとんどの人は、カジノゲームで常勝することなど、まず不可能です。
カジノゲームはギャンブルなので、少なからずリスクを負います。
リスクを負うということは、資金がマイナスになってしまうことも、十分想定しておかなければいけません。
そのため、カジノゲームにおいても、損切りによって、損失を最小限に抑えることが非常に大切になってきます。
そのときの気分や状況次第で行き当たりばったりの投資やギャンブルを続けていては、資金は見る見るうちに、カジノ側に回収されてしまうことでしょう。
カジノゲームをプレイするからには、損切りについて、事前に十分考えておく必要があります。
損切りするタイミングは?
損切りとは「負けを確定してゲームをやめること」と前述しましたが、それではどのようなタイミングで損切りすればいいのでしょうか?
実は、損切りを実行するタイミングについての明確な答えはありません。
いい換えると、損切りするタイミングは、人それぞれで異なってくるということです。
一般的には「戦略が破綻する前のタイミングで損切りする」「資金がー15%になったタイミングで損切りする」「資金の3分の1を失ったら損切りする」という取り決めをしている人が多いですが、マイナス10%やマイナス20%を損切りのタイミングと定めている人もいます。
損切りのタイミングをいつにするのかは、さほど重要な問題ではありません。
大切なことは、「損切りするタイミングを決めることは、自分が遵守すべき絶対のルールを決めることである」と認識することです。
損切りのタイミングを決めることは簡単ですが、その決めたルールを、どんなときでも徹底して守り続けることのほうがはるに困難といえます。
損切りで抑えるべき3つのポイント
損切りは、頭では重要さがわかっていても、いざカジノの現場で実行しようとすると難しいものです。
損切りを正しく実行するためには、それなりの事前準備や対策が必要になります。
ここでは、損切りを行っていく上で、抑えておくべきポイントを3つご紹介します。
事前にルールを自分で決める
まずは、どのタイミングで損切りを行うのか、ルールをしっかりと決めましょう。
このとき、第三者のルールをそのまま取り入れるのではなく、自分でしっかり考えて納得できるルールを決めるようにします。
他人が決めたルールに従うよりも、自分が納得して決めたルールのほうが守りやすくなるためです。
また、損切りについてのルールを決めたら、ゲームをやめるときの手持ちの金額を紙に書いてみましょう。
たとえば、損切りについて「資金の20%を失ったら損切りする」と決めたとします。
はじめの資金が10,000円だとすると、損切りするタイミングは、手持ちが8,000円になったときです。
そして、「8,000円の資金になったときに、果たして自分はしっかりとゲームをやめることができるのか?」を紙に書き出して、自問自答してください。
もしそこで自分の中で踏ん切りがつかなさそうなら、損切りのルールをあらためて調整し直すほうがいいでしょう。
ルールはゲームをはじめる前に、自分自身でしっかりと納得できるものを決めておくことがとても大切です。
決めたルールは絶対に守る
ルールを決めたら、後はそのルールを何が何でも絶対に守っていくだけです。
一切の妥協を許さず、損切りのタイミングが来たら、速やかにゲームから撤退しましょう。
口でいうのは簡単ですが、実際に損切りを実行するのが難しいと感じる方も多いでしょう。
とくに、ギャンブルで熱くなりがちな人は、さらに難しさが増してしまいます。
損切りを速やかに実行するためには、冷静であり続けることが必要です。
しかし、どうしても熱くなってしまうという方は、損切りのタイミングが来たら、外出したり、お風呂に入ったりするなどして、一旦気持ちを落ち着かせる行動を取るといいでしょう。
長期的な目線で、損失を受け入れる
損切りするとなると損失が確定するので、どうしても嫌な気分になってしまいがちです。
そんなときは、長期的な目線で損失を受け入れるようにします。
たとえば、100ドルの元手から、1ヶ月で200ドルまで増やすことができたとします。
ところが、次の1週間のゲームでは、ー50ドルで損切りすることになってしまいました。
この時点では、せっかく元手から100ドル増やせていたのに利益は半分の50ドルになっており、かなり目減りしたように感じます。
しかし、最初の1ヶ月と同じルールを守れば、次の1ヶ月で200ドルから400ドルまで増やす可能性もあるのです。
1週間単位で見るとー50ドルの損失ですが、1ヶ月単位で考えると、+200ドルの利益を出せるかもしれません。
このように、損切りを実行する際は、長期的な目線で損失を受け入れてあげることが大切です。
ギャンブルをしている以上、一時的にマイナスになることはもはや必然です。
そこからずるずるとマイナスを膨らませていくのか、それとも損切りによって損失を最小限に抑えるのかは、プレイヤーの技量にかかっているといえるでしょう。
マーチンゲール法で損切りをシミュレーション
それでは、具体的に損切りするタイミングをシミュレーションしてみましょう。
ここでは、負けるたびに賭け金を2倍にしていく「マーチンゲール法」を基本戦略として、事前に決めた損切りのルールに従って、タイミングをシミュレーションしてみました。
なお、ゲーム開始時点での資金は、いずれも100ドルとします。
ルール①マーチンゲール法が破綻する前に損切りする
マーチンゲール法は、負けるたびにベット額を2倍にしていくシンプルな戦略ですが、成功した際の勝率は100%です。
しかし、損切りするタイミングを間違えると、一気に資金を失うことにもつながります。
それでは、マーチンゲール法によるシミュレーションを見てみましょう。
ここではわかりやすく、連敗が続いた場面を想定しています。
ゲーム数 |
ベット額($) |
勝敗 |
損益($) |
資金総額($) |
---|---|---|---|---|
1 |
1 |
負 |
-1 |
99 |
2 |
2 |
負 |
-2 |
97 |
3 |
4 |
負 |
-4 |
93 |
4 |
8 |
負 |
-8 |
85 |
5 |
16 |
負 |
-16 |
69 |
6 |
32 |
負 |
-32 |
37 |
7 |
64 |
ー |
ー |
ー |
7ゲーム目はマーチンゲール法によるベット額は64$ですが、手持ちが下回っているので、戦略が破綻していることになります。
もしも6ゲーム目まで続けていたのなら、7ゲーム目では強制的にゲームを降りざるを得ない状況になっているので、これは損切りとはいえません。
「マーチンゲール法が破綻する前に損切りする」というルールを定めたのなら、5ゲーム目に負けた時点で損切りするのが正しいタイミングです。
なぜなら、6ゲームまで進んで負けてしまったら7ゲーム目でゲームを降りることになり、マーチンゲール法が完了できないことが確定してしまうからです。
「6ゲーム目で勝てば、それまでの負けを取り返せるのでは?」と思う人もいるでしょうが、損切りはあくまで損失を最小限に抑えるための考え方です。
強制的にゲームをやめざるを得なくなる状況に陥るのは、損切りとは別物だということを念頭に置いておく必要があります。
ルール②資金の20%を失ったら損切りする
こちらのルールでも、先ほどのシミュレーションで損切りのタイミングを考えてみましょう。
ゲーム数 |
ベット額($) |
勝敗 |
損益($) |
資金総額($) |
---|---|---|---|---|
1 |
1 |
負 |
-1 |
99 |
2 |
2 |
負 |
-2 |
97 |
3 |
4 |
負 |
-4 |
93 |
4 |
8 |
負 |
-8 |
85 |
5 |
16 |
負 |
-16 |
69 |
6 |
32 |
負 |
-32 |
37 |
7 |
64 |
ー |
ー |
ー |
今回のルールは「資金の20%を失ったら損切りする」というものでしたが、表のシミュレーションにおける損切りのタイミングは2通りあります。
一つ目は、4ゲームで負けたタイミングです。この時点では資金の15%を失っていますが、次の5ゲームで負けてしまうと20%以上の損失を出すことになります。
それを回避するために、20%以上の損失を出す一歩手前で、損切りしてしまうという考え方です。
こちらは、比較的堅実で保守的であるといえます。
二つ目は、5ゲームで負けたタイミングです。このとき資金の31%を失っており、ゲーム開始から初めて20%以上の損失を出したので、ここで損切りするという考え方です。
こちらは一つ目に比べると、リスクや損失は大きくなるので、攻撃的であるといえるでしょう。
このように、事前に定めたルールに対して、ピッタリの状況で損切りできないことも十分想定できます。
自分はどちらのタイミングで損切りするのか、そのときの状況によってブレないためにも、ルールとあわせて事前に考えておくことをオススメします。
まとめ
今回は、カジノゲームにおける損切りについてご紹介しました。
カジノで長期にわたって利益を出しているほとんどの人が、しっかりと損切りのルールを定め、それを徹底的に守り続けています。
カジノゲームをプレイしている人で損切りのルールを決めていないという人は、大きな損失を出さないためにも、必ず自分でルールを決めてあげましょう。