バカラの基本的な賭け方といえば、プレイヤーかバンカーのいずれかを選ぶというもので、的中率が高い反面、配当金が少ないというデメリットをもっています。
その欠点をカバーするために、バカラにはサイドベットと呼ばれる特殊な賭けができる機能が搭載されており、その中のひとつが、今回ご紹介する「スーパー6」です。
この記事では、スーパー6とはどのようなサイドベットなのか、そしてどのようにベットするとよいのかを詳しく解説します。
スーパー6はすべてのバカラに搭載されているわけではないので、オンラインカジノでスーパー6にベットできるゲームのタイトルもあわせてご紹介しますよ!
スーパー6とは
スーパー6は、カジノのテーブルゲームとしておなじみのバカラで賭けられるサイドベットの一種です。
配当金は13倍以上となるため、プレイヤーorバンカーという賭け方と比べて、稼ぎやすいことがポイントになります。
より多くの配当を稼ぎたいときや、 一発逆転を狙いたいときにベットすることがオススメです。
スーパー6は、ゲームによっては「ラッキーシックス」と呼ばれることもあります。
また、内容にも微妙な変化がつくことがありますから、事前にゲームごとのルールを確認しておきましょう。
バンカーが6で勝利した場合に配当が上がる
スーパー6は、バンカーが6で勝利した場合のみ、配当がアップするというサイドベットです。
以下のような状況で、獲得できる配当が上がります。
画像引用:ベラジョンカジノ公式サイト
このゲームでは、「3枚のカードを使ってバンカーが6を出して勝利したとき」に、配当が21倍になるというルールが適用されています。
通常通りにバンカーの勝ちを予想すると、的中したとしても配当は1.95倍にしかなりませんから、獲得賞金が大幅にアップしました。
ちなみに、一般的なバカラのスーパー6を的中させた場合の配当は、13倍です。
画像引用:ベラジョンカジノ公式サイト
先ほどと同じBaccarat Supreme No Commissionにおいても、2枚のカードでバンカーが勝利した場合の配当は13倍になります。
スーパー6がある理由は通常の配当が低くなるため
なぜスーパー6というルールが存在するのかというと、ノーコミッションバカラにおいて「バンカーの6」は非常に不利な配当になるためです。
ノーコミッションバカラとは、バンカーで勝利したときの手数料がかからないバカラです。
通常のバカラの場合、プレイヤーが勝利した場合は配当が2倍ですが、バンカーが勝利した際の配当は1.95倍になります。
仮に1ドルをベットした場合、バンカーの勝ちを的中させて獲得できる賞金は1.95ドルで、残りの0.05ドルは、手数料として徴収されてしまうのです。
この手数料をゼロにして、 バンカーが勝利した際も手数料がかからないという制度を導入しているのが、ノーコミッションバカラになります。
しかし、ノーコミッションバカラの手数料は完全にゼロ円になるわけではなく、ある特定の条件で配当金を大幅に減らすことによって、運営側に収益が出るように設定されています。
その条件こそが「バンカーが6で勝利したとき」で、この条件においてバンカーの勝利を的中させたとき、配当金は、1.50倍にまで減額されることになるのです。
スーパー6は、このようなプレイヤーに不利な条件をカバーするために設けられました。
保険としてサイドベットすることによって、バンカーの6で勝利した場合、より大きな収益を出せる仕組みを作っているのです。
そのため、スーパー6が用意されているバカラは、ほぼすべてノーコミッション系のタイトルとなっています。
スーパー6の賭け方と的中する条件を解説
ここまでの画像でもご紹介している「Baccarat Supreme No Commission」を例にとって、スーパー6の賭け方をご紹介します。
このゲームでは、スーパー6が「ラッキーシックス」という名称に変わっていますが、基本的なルールや配当の条件は変わりません。
画像引用:ベラジョンカジノ公式サイト
フィールドのラッキーシックスにベットしたい金額のチップを載せて、ディールをクリックするだけでベットができます。
通常のバカラとまったく同じ流れで賭けられるので、一度でもバカラで遊んだ経験があるという方であれば、何の問題もなく賭けられるはずです。
スーパー6が的中にならないケース
まず、スーパー6は、あくまでもバンカーが6で勝利した場合にのみ適用されます。
したがって、以下のようにプレイヤーが6で勝利しても、的中にはなりません。
画像引用:ベラジョンカジノ公式サイト
このシチュエーションでは、仮にバンカーにベットしたうえでスーパー6にベットしていたとすると、そのベット額をすべて失ってしまいます。
次に、6同士のタイで決着がついた場合も、スーパー6の配当が出ることがありません。
画像引用:ベラジョンカジノ公式サイト
この場合、スーパー6にベットしたチップは、全額没収になります。
バンカーにベットしていた場合は、ベット額がそのまま返金されることは、通常のルールと変わりません。
最後に、バンカーが6で負けた場合も、スーパー6の的中とならないため念のため注意しましょう。
画像引用:ベラジョンカジノ公式サイト
スーパー6が的中となるのは、あくまでもバンカーの勝利という前提条件を満たした場合のみです。
スーパー6には積極的にベットするべきかどうか
スーパー6の特徴についてお伝えしましたが、はたしてスーパー6には積極的にベットするべきなのでしょうか。
結論からいえば、スーパー6へのベットを多用することはオススメできません。
そもそもバンカーが勝利できる確率は1/2で、手札が6になる確率は1/10にすぎません。
バンカーが6を出し、なおかつ勝利できる確率は、もともと少ないのです。
また、ノーコミッションバカラでバンカーの6が出現した場合に配当が下がることは確かですが、赤字になるわけではありません。
1.5倍の配当に下がったとしても、1ドルのベットが1.50ドルになりますし、10ドルベットしていれば、15ドルになって返ってきます。
ほかの数字であれば2倍になるため、6が出ると損をした気分にはなりますが、実際には得をしているのです。
スーパー6にベットしても、通常であれば、13倍の配当しか戻ってきません。
それならば、 スーパー6に使う賭け金を本線のベットに使ったほうが、資金を増やせる確率は高まるのです。
スーパー6を活用できるオンラインカジノのタイトルをご紹介
ここからは、スーパー6のルールを導入しているオンラインカジノのタイトルをご紹介します。
あまり多くの種類はありませんが、以下の2タイトルであれば、スーパー6にベットしながらバカラを楽しむことが可能です!
また、いずれのゲームも、ベラジョンカジノでプレイできます。
デモプレイでサイドベットを試すこともできるので、まずはベラジョンカジノにアクセスしてバカラを楽しんでみましょう。
Baccarat Supreme No Commission
画像引用:ベラジョンカジノ公式サイト
まずは、この記事の中でも画像を交えてご紹介してきたタイトルです。
「Baccarat Supreme No Commission」は、ノーコミッションバカラなので、バンカーの勝利を的中させても、手数料をとられることがありません。
3枚のカードを使った結果バンカーが6で勝利した場合、配当がアップすることも特徴です。
手数料なしスピードバカラ
画像引用:ベラジョンカジノ公式サイト
ライブカジノでも、ノーコミッション系のバカラには、スーパー6が採用されています。
画面中央下のグレーのフィールドが、スーパー6です。
スピードバカラのメリットは、 通常のバカラと比較して、1ゲームの進行が非常に速いという点になります。
テンポよくゲームが進んでいきますから、その分だけ短時間でバンカーの6が出現する確率が上がりますよ!
また、このタイトルにおいては、スーパー6の配当が16倍に設定されています。
カードの数が2枚でも3枚でも配当は変動しませんが、 前述したBaccarat Supreme No Commissionと比べると、2枚のトランプでスーパー6を出したときの配当では有利です。
まとめ
スーパー6は、テーブルゲームで人気が高いバカラで使えるサイドベットの一種であり、とくにノーコミッション系のタイトルで多く採用されている制度です。
ノーコミッションバカラでは、バンカーが6で勝利した場合に高額な手数料が差し引かれますが、スーパー6にベットすることによって、逆に大きな利益を上げられます。
ただし、賭け金に対して元がとれる賭け方であるとはいい切れず、スーパー6へのベットを多用することはあまりオススメできません。
ベラジョンカジノでは、Baccarat Supreme No Commissionを使ってデモプレイでスーパー6へのベットを試すことができるので、まずは無料でメリットの有無をチェックすることをオススメします!