eスポーツのなかでも、とくに競技人口が多いジャンルが「FPS」です。
FPSの特徴は、ゲーム内で活動する主人公の視点をプレイヤーが共有しながら物語を進めていくことでしょう。
「Apex」や「バイオハザード」といったタイトルの内容を思い浮かべれば、どんな内容かわかりやすいかもしれません。
今回は、FPSというジャンルの特徴や、ゲーマーに求められるスキル、そして多くのファンから愛されている話題のタイトルをご紹介します。
YouTubeの動画もご紹介しながら解説するので、これからeスポーツをはじめるという方も、チェックしてみてくださいね。
FPSとは
画像引用:エーペックスレジェンズ公式サイト
FPSは「ファースト・パーソン・シューティング」の略称です。
これは「一人称視点のシューティングゲーム」を意味していて、プレイヤーはゲームに登場するキャラクターの視点で物語を進めます。
まるで自分自身がゲームの世界にいるような感覚で遊べることが、FPSで最大の特徴といえるでしょう。
世間一般に広く普及しているゲームでいえば「バイオハザード ヴィレッジ」、最近では「Apex Legends」といったタイトルが典型的なFPSです。
ごく一般的なゲームのように、俯瞰で楽しめる場面は多くなく、横や背後といった見えない場所から攻撃を受けるリスクがあることも特徴といえます。
ちなみに、日焼け止めの強度を表す「SPF」とは、まったくの無関係です。
TPSとはどう違うのか
画像引用:エーペックスレジェンズ公式サイト
FPSとよく似たeスポーツのジャンルに「TPS(サードパーソンシューティング)」があります。
FPSとTPSは、実はゲームの内容としてはほぼ相違点がありません。
シューティング、アクション、ホラーなど、登場するジャンルもFPSと変わりませんが、最大にして唯一の違いともいえるのが「視点」です。
TPSは「第三者目線」、つまり登場するキャラクターを俯瞰しながらゲームを進めます。
FPSと比べて広い視点を確保できるため、立ち回りがしやすいことが特徴といえるでしょう。
求められるスキルがFPSとは異なり、プレイヤーの好みもわかれますが、FPSはより感情移入しやすいゲームに仕上げられています。
FPSは軍事利用されることもある
FPSのなかには戦場を舞台に動く作品もあり、しかも登場キャラクターの目線に立ってゲームを進めていきます。
このような特徴をもつことから、SPFを単なるゲームではなく「訓練シミュレーター」としてみなす国や軍隊も存在するようです。
基本的には既存の軍人や兵士に与えるシミュレーターとしてFPSが使われていますが、「FPSが上手いゲーマーを兵士にスカウトしているのではないか」といった都市伝説もまことしやかにささやかれました。
そのような噂が信ぴょう性をもつほど、FPSは現実に近いゲームと評価できるのかもしれません。
FPSとは何なのかひと目でわかるプレイ動画
文字の説明だけでは、FPSがどのようなものなのか今ひとつピンとこないという方も多いかもしれません。
そこで、FPSをプレイしている様子を収めたプレイ動画をご紹介しましょう。
まずは「Apex Legends」のトッププレイヤーによるプレイ動画です。
レベルが高すぎてよくわからないという方は、お笑いの狩野英孝さんが「バイオハザード ヴィレッジ」をプレイする動画を見てみましょう。
FPSは、上級者だけでなく、初心者でも楽しくプレイできるゲームです。
PS4などのハードには基本プレイ無料のタイトルも配信されているので、ぜひ試してみてくださいね。
FPSのプレイヤーに求められるスキル
FPSというジャンルに興味をもった方のなかには、「プレイヤーとして大会に出場したい」「プロになってみたい」という思いをもつ方もいるかもしれません。
FPSのプレイヤーに求められるスキルは、以下の2点です。
- 敵を正確に狙う集中力
- 的確な行動をするための判断力
こういった能力に自信をもっている方ならば、FPSでプレイした経験がまだなかったとしても、これから活躍できる見込みが十分にありますよ。
このようなスキルが必要とされる理由を、詳しく解説します。
敵を正確に狙う集中力
FPSはシューティングゲームのひとつなので、ピストルなどの武器を使って遠くの敵を攻撃したり、襲いかかってくる敵からの攻撃を避けたりといったスキルが必要です。
基本的には、プレイ中に気を抜くことは許されないため、数十分・数時間ゲームを続けても攻撃の正確性を維持できる集中力が求められます。
敵を一撃で倒すためには「ヘッドショット」と呼ばれるような、急所をピンポイントに狙った攻撃が必要なので、敵に対して正しく照準を向け続けなければなりません。
この能力は「エイム(aim)」と呼ばれることもあり、エイム能力に長けた人ほど敵を効率よく倒しやすく、生存しやすいのです。
的確な行動をするための判断力
FPSは、とても自由度が高いゲームでもあります。
さまざまな特徴をもった武器を自由に選んで攻撃できるといったタイトルも多く、「いつ」「どんな敵に対して」「何の武器を使って攻めるか」といった点を的確に見極める判断力が求められます。
たとえば集団で行動している敵を発見した場合は、ピストルよりも爆弾やショットガンといった武器を使った攻撃を仕かけたほうが効率的です。
反対に接近戦の場合、小回りを利かせにくい大がかりな武器よりも、ナイフのほうが効果的な場合もあり、判断力や応用力、決断力が必要といえます。
FPSでプレイされている主なハード
FPSのジャンルでプレイされているタイトルのほとんどが、複数のハードに対応しています。
たとえば「Apex Legends」の場合はPCからPS4、PS5、Xbox One、Nintendo Switchに対応しており、こういったユーティリティ性の高さも、多くのプレイヤー人口を確保する要因につながりました。
ただし、FPSは大画面でプレイすることを前提に作られているタイトルが多いため、スマホゲームにはあまり多くのタイトルが登場していません。
広いフィールドを見渡しながらプレイするという特性をもったゲームであるだけに、PCやPS4のようなテレビと連動させられるゲームのほうが楽しみやすいでしょう。
eスポーツで利用されているFPSのタイトル3選
ここからは、eスポーツで利用されることも多いFPSのタイトルを3つご紹介します。
これからご紹介する作品は、日本人のなかにもファンが多いものや、大規模な国際大会が開かれるものばかりです。
- Apex Legends
- バイオハザード ヴィレッジ
- Dead by Daylight
これから、それぞれのゲームの特徴や、主要大会の様子を詳しく解説します。
今からFPSをはじめるという方は、ぜひこのなかから気になったタイトルにチャレンジしてみてくださいね。
Apex Legends
画像引用:エーペックスレジェンズ公式サイト
近年リリースされたFPSのなかでとくに話題となっているのが「Apex Legends」です。
「はみ出し者」「兵士」「アウトロー」など、さまざまな個性をもったキャラクターで部隊を組み、最大60人で同時にプレイしながら、対戦相手打倒を目指します。
これまでに開かれた規模の大きな大会としては「Apex Legends Global Series Champions」があり、2021年には日本のチームが優勝賞金300万ドルを獲得しました。
「APEXアマチュアチーム最強決定戦」のような、プロゲーマーは参加できない大会も開催されているので、素人が参入しやすいタイトルでもありますよ。
バイオハザード ヴィレッジ
画像引用:バイオハザード ヴィレッジ公式サイト
日本でもおなじみ「バイオハザードシリーズ」の作品です。
全世界で450万本の出荷を突破するほど多くのファンに親しまれていて、先ほどご紹介した狩野英孝さんによる実況動画も、SNSを中心に話題となりました。
公式な大会等は開催されていませんが、SPFの入り口にするゲームとしてオススメです。
ただし、ホラーゲームがあまり得意ではないという方は、注意してくださいね。
Dead by Daylight
画像引用:Dead by Daylight公式サイト
2016年の発売から着々とプレイヤー人口を増やしているのが、デッドバイデイライトです。
1人のプレイヤーが殺人鬼を、残りのプレイヤーが殺人鬼から逃げ延びるという構図が特徴的で、日本市場向けのスペシャルエディションも発売中です。
2021年2月には、日本初の公式大会となる「Dead by Daylight Japan Championship」が開催されました。
この大会の賞金総額は300万円でしたが、今後さらに規模を拡大させる余白を残しています。
なぜeスポーツが人気なのか
では近年でeスポーツの人気が急上昇した理由はなぜでしょうか。
- ゲームの普及
- 簡単にプレイすることができる
まず昔に比べてゲームが普及したことが挙げられます。
fpsにおいては特に「Apex Legends」「Dead by Daylight」が爆発的に人気が急増し、対応ハードも多いことから知っている人が多くなり社会現象となりました。
その流れを逃すまいと、様々な企業がプロゲーマーを集めてeスポーツが活発的になり、今では大人気コンテンツに進化しました。
またゲームプレイが容易な点もあるでしょう。
サッカーや野球は、コートやメンバーを集めなければプレイすることができませんが、ゲームは機材とネット回線さえあれば、1人でも知らない人たちと共にプレイすることができます。
この2つがeスポーツ人気が急増した主な要因でしょう。
まとめ
eスポーツのジャンルのひとつである「FPS(ファースト・パーソン・シューティング)」は、一人称視点で楽しむシューティングゲームの一種です。
主要タイトルには「Apex Legends」「バイオハザード ヴィレッジ」「Dead by Daylight」などがあります。
プレイヤーに求められるのは、正確に敵を狙い続ける集中力、的確な行動をする判断力といったスキルです。
お笑い芸人の狩野英孝さんによるプレイ動画もSNSで話題になっているので、まずは他人がプレイする様子を見て、自分に合っているか考えてみてもいいでしょう。