一獲千金を目指す手段のひとつとして、宝くじを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。
とくに、キャリーオーバー発生時の1等最高賞金が6億円の「ロト6」は大人気です。
しかし、ロト6の1等当選確率は1/6,096,454(0.00000016%)と非常に低く、数字選択式宝くじの中ではもっとも低確率であることを知っておかなければなりません。
この記事では、ロト6の当選確率や賭け方、攻略法などを解説しながら、日本で購入できるそのほかの宝くじについても紹介します。
オンラインカジノでしか買えない最高賞金約280億円の「メガミリオンズ」の買い方にも触れていくので、一獲千金を目指す方はぜひご注目ください。
ロト6の確率を知る前に概要を確認しよう
テレビやラジオでCMが流れることもあり、宝くじ売り場でも大々的に宣伝が行われている「ロト6」という宝くじの存在を知っている方は多いと思います。
しかし、「当選確率をよく知らずに買っていた」という方や「名前は知っているけれど、どんな宝くじかよくわからない」という方もいるのではないでしょうか。
まずはロト6がどのような宝くじなのかを知るために、ロト6の概要を紹介します。
具体的な当選確率を知る前にチェックしてみましょう。
1等賞金最大6億円の数字選択式宝くじ
ロト6は1等賞金最大2億円の数字選択式宝くじです。
ただし、当選口数によって当選金が変動するため、1等が5口、6口と多く出た場合は、1等の当選金が数千万円といった単位にまで下がることがあります。
特徴的なのは、1等当選者が出なかった場合に、当選金として支払う予定だった金額を次回に持ち越す「キャリーオーバー」というシステムを採用していることでしょう。
キャリーオーバーによって当選金が積み重なると、1等の賞金は最大で6億円にまで膨れ上がり、日本国内最大級の高額賞金が誕生します。
同じ最高賞金6億円の宝くじには、サッカーくじtotoの「BIG」がありますが、BIGは試合結果の予想がランダムで決定されるタイプの宝くじです。
一方のロト6は自分自身で数字を選べる「数字選択式宝くじ」なので、過去の傾向を見ながら数字を予想したり、好きな数字を選んだりできることがメリットです。
1~43までの好きな数字を6個選ぶ
ロト6には1~43までの数字が用意されており、この中から好きな数字を6個選んで予想して、抽選結果と一致した場合に当選が確定します。
選んだ6個の数字がすべて一致していると1等で、的中した数字の数が減るごとに当選金が下がり、半分の3個的中という場合が5等、的中した数字が2個以下の場合ははずれです。
抽選は1等と3~5等までの判定に使う「本数字」6個と、2等の当選判定に使う「ボーナス数字」1個の合計7つの数字によって行われます。
1等と3~5等はすべて本数字が一致しなければなりませんが、2等は5つの本数字とひとつのボーナス数字の組み合わせで的中となるので、1等よりも当選確率が飛躍的に上がることが特徴的です。
抽選日は毎週月曜日と木曜日
ロト6の抽選は毎週月曜日と木曜日の週2回行われています。
3~4日に1度のペースで1億円以上の高額当選を獲得するチャンスがあるということです。
サッカーくじのtotoは、サッカーの試合がある週にしか販売されていません。
宝くじを買ったあとはなるべく早く結果を知りたいという方にロト6がおすすめです。
ロト6の当選確率は?
ここからは、ロト6の当選確率がどの程度なのか詳しく見ていきます。
ロト6は賞金が超高額なだけあって、そう簡単に1等を引き当てることはできません。
厳しい現実が待ち構えていますが、当選者が出ていることも事実です。
遊びに使える金額の範囲内で夢を追いかけてみてはいかがでしょうか。
1等の当選確率は約600万分の1
ロト6で1等が当選する確率は1/6,096,454であり、約600万分の1という確率です。
これをパーセンテージに置き換えると0.00000016%です。
600万分の1といわれてもピンと来ないと思うので、さまざまな確率と比較してみましょう。
- 人生で交通事故に遭って怪我をする確率:24%
- 空き巣の被害に遭う確率:3.4%
- 交通事故に遭って死亡する確率:0.20%
- 殺人事件の被害者になる確率:0.03%
- 飛行機事故に遭遇する確率:0.002%
この確率を見れば、0.00000016%という確率がいかに厳しい数字なのかわかってしまいますね。
2等以下の当選金と当選確率
ロト6には2~5等までの当選があるので、それぞれの当選金の目安と確率も見てみましょう。
当選 | 確率 | 当選金の目安 |
---|---|---|
2等 | 6/6,096,454(0.000098%) | 約1,000万円 |
3等 | 216/6,096,454(0.0035%) | 約30万円 |
4等 | 9,990/6,096,454(0.016%) | 約6,800円 |
5等 | 155,400/6,096,454(2.55%) | 1,000円(原則固定) |
ロト6は1口200円で購入できる宝くじです。
5等1,000円の当選確率は2.55%なので、1,000円で5口購入した場合、12.75%の確率で元を取れるという計算です。
1等当選者はほぼ毎週誕生している
1等の当選確率は約600万分の1で、これは飛行機事故に遭う確率よりも格段に低い数字なので、ロト6で1等を当てることは不可能だと感じてしまいます。
しかし、以下の抽選結果を見ると、その考えは少し変わるかもしれません。
画像引用:みずほ銀行
こちらは2021年4月8日が抽選日のロト6です。
1等の当選口数に注目すると「5」とあります。
つまり600万分の1という確率を突破したマークシートが世の中に5枚あるということになるのです。
一人で同じ組み合わせを複数枚購入した人がいる可能性はありますが、その可能性を無視すると、日本各地で5人がこの回のロト6で1等を当選させ、約4,200万円を手に入れたということです。
複数の1等当選が出るというのは比較的珍しい出来事ですが、ロト6ではほぼ毎週誰かが1等の当選を引き当てていることも事実です。
当選確率は低いことは確かであるものの、そもそも買わなければ当選確率は0%なので、遊びの範囲内で高額当選の夢を追いかけてみてもよいでしょう。
ほかの宝くじの1等当選確率
日本にはロト6以外の宝くじもあります。
そのほかの宝くじの1等当選確率も知っておきましょう。
種類 | 確率 | 当選金の目安 |
---|---|---|
ロト7 | 約1,029万分の1 | 最大8億円 |
toto BIG | 約478万分の1 | 最大6億円 |
ジャンボ宝くじ | 約333万分の1 | 5億円 |
ジャンボミニ宝くじ | 約200万分の1 | 3,000万円 |
ナンバーズ4 | 約1万分の1 | 約100万円 |
ナンバーズ3 | 約1,000分の1 | 約10万円 |
ロト6とtoto BIGの1等当選金は同じ最大6億円ですが、BIGの当選確率はロト6よりも高いことがわかります。
宝くじの種類によって当たりやすさが変わるので、より効率的な宝くじを選ぶというのも当選確率を上げるためのコツのひとつです。