パチンコ・パチスロに関する噂として、まことしやかにささやかれているのが「遠隔操作の存在」です。
思うような結果が出なかったり、近くの人にばかり当たっていたりするのを見たりしたとき、「遠隔操作されているに違いない!」と考えたことのある人は多いかもしれません。
今回は、パチンコやパチスロが遠隔操作されることはあるのか、あらゆる角度から分析して、徹底解説します。
また、遠隔操作が不安だという方には、オンラインカジノがオススメです。
なぜオンラインカジノは信頼できるのかという点も細かく解説するので、ぜひ目を通してみてくださいね。
パチンコやスロットに遠隔操作はある?
パチンコやスロットに関するブラックな噂として、昔から今まで語り継がれているのが「遠隔操作」です。
はたして、パチンコ店が遠隔操作をおこない、不正に顧客を負けさせることなどあるのでしょうか。
さまざまな角度から分析し、遠隔操作の有無を検証していきます。
【結論】遠隔操作が絶対にないとはいえない
結論として、遠隔操作が絶対にないとは、いい切れません。
多くのパチンコ店が遠隔操作をおこなわずに営業している可能性が高いものの、後述するように、遠隔操作で、パチンコ店経営者が逮捕された事例もあります。
ないものをないと断定する「悪魔の証明」はできないのです。
パチンコ店経営者が逮捕された事例がある
2003年2月28日付の読売新聞が、パチンコ店で遠隔操作をおこなったとして、パチンコ店経営者が逮捕されたというニュースを報じました。
これによると、元経営者の男はパソコンを使った遠隔操作によって、パチンコ・スロットの結果を不正に操作したとされます。
調べによると、遠隔操作をおこなっていたのはパチンコ台106台、パチスロ機28台とのことです。
容疑者は逮捕事実を認めていて、同年6月には当該店舗・系列店舗をあわせた3店舗が営業許可取り消し処分を受けました。
このような事例がある以上、遠隔操作が絶対にないとはいい切れません。
摘発対象外の装置が使われることもある
遠隔操作は警察による摘発を受ける犯罪行為ですが、実はそれ以外の装置の使用に対しては法整備がおこなわれておらず、事実上黙認されています。
たとえば出玉の一括管理をする「ホルコン(ホールコンピュータ)」は、不正を疑われることが多い装置のひとつです。
一方で真心を込めて不正なしで運営しているパチンコ店が多い
疑わしい装置こそあるものの、基本的には真心を込めて、不正なしで運営しているパチンコ店が多いと考えて問題ありません。
遠隔操作はれっきとした犯罪行為で、発覚すると、営業許可まで取り消されてしまいます。
そこまでのリスクを負って不正に手を染めるパチンコ店は、あったとしてもごくわずかでしょう。
そもそも、不正の噂がたった段階で顧客離れを起こす可能性が高く、不正に手を染めるとあっという間に経営危機に陥ってしまいます。
遠隔操作がないとはいえないと結論付けたのは、ないと断言できないからという理由にすぎず、我々消費者が不正に巻き込まれるリスクは、ほとんどないでしょう。
遠隔操作は「思い込み」の被害がほとんど
なぜ「遠隔操作をされている」と感じることが多いのかといえば、それは被害妄想や思い込みが原因であることがほとんどでしょう。
「さっきまで勝っていたのに最終的に負けてしまった」というような結果から、「負けたのは遠隔操作のせいではないか」という発想に至る人が多いのです。
人間は、自分自身が不利な状況に陥ると、責任転嫁したくなる生き物なので、このような思い込みは頻繁に起こります。
とくにパチンコ・パチスロをプレイしている最中は興奮状態になりやすいため、被害妄想に取りつかれたとしても、不思議ではありません。
遠隔操作の有無を見極める4つのポイント
パチンコ店が遠隔操作をおこなっている可能性は限りなくゼロに近いものの、逮捕事例もあるため、100%信頼できないという人も多いはずです。
そこで、遠隔操作の有無を見極めるために使える判断ポイントを4つ紹介します。
- 夕方頃になると出入り口の近くにある台が異常に出ている
- 箱の数が一定に達すると突然出なくなることが多い
- 大手チェーン店ではなく個人経営のパチンコホールである
- 1,000回転以上の台が異様に多い
こういった特徴をもつパチンコ店にはなぜ警戒すべきなのか、それぞれ詳しく解説しましょう。
夕方頃になると出入り口の近くにある台が異常に出ている
夕方頃といえば、仕事を終えたサラリーマンが帰宅前にパチンコ店に寄って、遊んでいくことが多い時間帯です。
パチンコ店にとっては、かき入れどきといえるでしょう。
入店するかどうか迷っている人は、まずお店の様子を見て、景気がよさそうかどうかを判断します。
このとき、出入り口付近からよく見える台で派手な当たりが出ていると、顧客は「今日は勝てそうだな」と思い込みやすくなります。
そのため、不正をおこなっているパチンコ店は、目立ちにくい奥の台を当たりにくくして、よく目立つ出入り口付近の台を当たりやすくする傾向にあるのです。
箱の数が一定に達すると突然出なくなることが多い
ドル箱が5箱貯まったら突然出なくなる、10箱がマックスでそれ以上出したことがないというパチンコ店に通っている場合は、不正を疑うべきかもしれません。
遠隔操作をおこなっている悪質な店の場合、顧客の当たり具合を監視して、ある一定のラインで、当たりが出ないように不正をする可能性があるためです。
大手チェーン店ではなく個人経営のパチンコホールである
先ほどの逮捕事例も、検挙されたのは4店舗を運営する比較的小さな会社の経営者でした。
小規模でチェーン店を展開するパチンコホールや、個人経営のパチンコホールのほうが、遠隔操作のような不正行為に手を染めやすい傾向にあります。
大手チェーン店の場合、遠隔操作が発覚した際に、受けるダメージが甚大です。
そもそも数千億円規模の売り上げを誇るチェーン店なら、不正行為に手を染めなくても、多額の利益を出せます。
経営に苦しんでいる個人経営のお店ほど、遠隔操作をする可能性が高まるわけです。
1,000回転以上の台が異様に多い
お店側からすれば、何回転させたとしても、最終的に遠隔操作をすれば大当たりを出さずに済みます。
ということは、釘が甘くどんどん回す台を用意したほうが顧客の期待を煽りやすく、たくさんのお金を集めやすいことになりますよね。
1,000回転以上しているにも関わらず、大当たりが出ていない台が異様に多い場合は、遠隔操作をおこなっているのではないかと疑いましょう。
ボーダー超えの台が多く並んでいるお店は、期待をもたせるだけもたせて、当てさせずに回収しているお店という可能性があります。