パチスロは、6号機が全盛の時代へと移り変わりました。
しかしこの6号機、パチスロファンの間では台の不評です。
「6号機は完全に終了」「パチスロはオワコン」との声も聞こえてきますが、なぜパチスロはそこまでの不振に陥ってしまったのでしょうか。
今回は、6号機とはなにか、そしてなぜ不振が続いているのかを詳しく解説しました。
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そもそもパチスロの6号機とはなにか
パチスロは、定期的に規制(規則)の変更がおこなわれています。
5号機に代わり、まったく新しい規則によって作られたパチスロが「6号機」です。2018年9月に誕生した「ぱちスロ ゲッターロボ」を皮切りに、今日に至るまで少しずつ6号機への移行を遂げてきました。
最近では、お店に並んでいる機種の大半が6号機へと移り変わっています。
しかし、パチスロファンの間で6号機の評判はあまりよくありません。
この項目では、6号機から導入された規制や6.1号機との違いを説明し、次の項目で6号機が不振に陥っている原因を解説します。
6号機に設けられている規制
5号機からの変更点として、出玉に関する規制が強まったことを挙げられます。
主な変更点は、以下のとおりです。
- 一撃最大2,400枚で終了する
- 機会割が細分化された
- 天井が復活した
- BIG枚数が減少した
それぞれを詳しく解説します。
一撃最大2,400枚で終了する
とくにパチスロファンをがっかりさせた変更点がこれです。
AT・ARTの一撃最大獲得枚数が2,400枚までに制限されたことによって、2,400枚を超えると自動的に終了してしまいます。
たとえば500枚分の投入をおこなっていたとしても、最大枚数が2,900枚にはなりません。
これにより、いわゆる「万枚」を達成するためには、少なくとも2,400枚を4回引き当てた上で、プラスアルファの利益を獲得する必要が生じます。
6号機のパチスロで万枚を達成する難易度が、5号機までと比べて大幅に上がってしまったのです。
機会割が細分化された
5号機は17,500Gで機械割55%を下限に設定していましたが、6号機からはこの規制が細分化されています。
具体的な下限規制は、以下のとおりです。
- 400Gで33.3%
- 1,600Gで40%
- 6,000Gで50%
- 17,500Gで60%
天井が復活した
5.9号機からは「有利区間」というシステムが登場し、天井機能の搭載が困難になりました。
しかし6号機では、有利区間の規制がマイナーチェンジされ、天井機能が復活しています。
有利区間については『スロットの有利区間って何?見分け方から終了のタイミングまでを解説します』で詳しく解説しました。
有利区間についても詳しく知りたいという人は、ぜひ当サイトの関連記事もチェックしてみてくださいね。
BIG枚数が減少した
5号機では、BIG1回の最大枚数は、480枚に設定されていました。
これが6号機では300枚に抑えられ、改悪されています。
全体的に見ても、6号機の条件はプレイヤーにとって厳しく、勝ちにくい設定に変更されたといえるでしょう。
6号機と6.1号機の違い
「戦国コレクション4」のリリースにより、6.1号機が華々しくデビューしています。
6号機と6.1号機では、主に以下の3点が変更されました。
- ペナルティ規制が緩和された
- 物理ボタンによる演出バリエーションが増えた
- ビデオリール機の規制が撤廃された
それぞれを解説していきます。
ペナルティ規制が緩和された
6号機は、打ち方によってAT抽選の結果を変動させることが認められていません。
6.1号機ではこの規制が一部緩和され、順押しか逆押しかによってAT抽選の有無を返送させることが可能になりました。
一方で機械割は、6号機に設けられている条件と同じです。
物理ボタンによる演出バリエーションが増えた
レバー、ストップボタンといった物理ボタンは、6号機ではほとんど飾りと変わらない状態です。
しかし、6.1号機では、物理ボタンを使った演出が復活しています。
これにより演出バリエーションが増え、ゲームの世界と一体化しやすいように改善されました。
ビデオリール機の規制が撤廃された
5.9号機からはビデオリール機の開発が規制されていましたが、これが6.1号機から撤廃されています。
現在は規制撤廃直後ということもあり、ビデオリール機はまだ多く出回っていません。
しかし、将来的には、多くのビデオリール機が店頭に並ぶ可能性があります。
6号機が不振に陥っている原因とは?
満を持して登場した6号機ですが、パチスロファンの間では不評を買っています。
6号機が不振に陥っている原因は、主に以下の4点です。
- 勝ちにくいせいで魅力が半減している
- 演出と出玉のギャップが激しすぎる
- 規制の影響により5号機と比べてパチスロらしさが失われてしまった
- 突破型のハードルが高い
それぞれを詳しく解説します。
勝ちにくいせいで魅力が半減している
前述したように、6号機は出玉規制が強化され、一撃で2,400枚以上を獲得できません。
これにより、パチスロファンにとって大きな目標だった「万枚」の達成が困難になりました。
単純に勝ちにくくなってしまったせいで、パチスロ全体の魅力が半減しているのです。
演出と出玉のギャップが激しすぎる
6号機は多くの機種が派手な演出を導入していますが、その華々しさに見合わないほどの出玉しか獲得できません。
演出と出玉のギャップが激しすぎることにより、パチスロファンを冷めさせてしまい、これがパチスロ人気を下げる原因になったとも考えられます。
規制の影響により5号機と比べてパチスロらしさが失われてしまった
パチスロといえば、大当たりのときの爆発力の高さが魅力と考える人も多いでしょう。
しかし6号機からは、さまざまな規制によってプレイヤーが大勝しにくくなっています。
5号機と比べてパチスロらしさが失われてしまい、パチスロファンの満足度を引き下げているのです。
突破型のハードルが高い
当たる確率は低いものの、1度当たれば1,000枚以上獲得できるという機種の場合、投資と収支のバランスを取れます。
しかし、初当たりの確率が高い突破型の6号機は、メインATでも500枚程度の当たりしか出ません。
見返りの少なさによってハードルが高くなり、多くのファンが敬遠する結果となりました。