ポーカーの基本アクションとして、ゲームの中で必ずといっていいほど行うものが、「コール」です。
勝ちにいくためにはコールを避けてとおることができませんので、コールがどのようなアクションなのか、そしてどういった場面で活用するべきものなのかを把握しておきましょう。
ポーカーには、コールのほかにも、フォールドやレイズといったアクションがあり、シチュエーションに応じてこれらを使いわけることで、ゲームの勝率をアップさせられます!
そのほかの専門用語も交えながらコールについて解説しますので、ポーカーをプレイする際の参考にしてみてくださいね。
ポーカーのコールとは
コールは、ポーカーをプレイするうえで、もっとも基本的なアクションのひとつであり、きちんと特徴を把握しておかなければ、ライバルと同じ土俵に上がることすらできません。
いくつか存在するアクションのうち、比較的弱気なアクションとして使われることがコールの特徴であり、その特徴を生かして、駆け引きの材料にすることもできます。
まずはコールをどのような局面で使うことになるのか、実際にポーカーの画面を見ながらチェックしていきましょう。
画像引用:トランプスタジアム
ゲームは、画面右側のヌルハチから、時計回りでスタートしています。
自分自身の手札を見て、ゲームに参加するかどうかを確認しましょう。
勝ち目があると判断した場合に行うアクションが、コールになります。
コールする際は、これまでの最高額と同じ金額をベットすることが決まりです。
上の画面ではヌルハチが1,000円のベットをしているため、自分も1,000円をコールします。
画像引用:トランプスタジアム
一周すると、賭け金が3,000円にまで上昇しています。
ゲームを続ける意志をもっている場合は、3,000円だとしてもコールしなければなりません。
ポーカーにおける基本中の基本が、コールというアクションなのです。
主にランドカジノで使われる「コーラー」という言葉の意味
ランドカジノなどでは、コールを連発するプレイヤーのことを、「コーラー」と呼ぶことがあります。
しかし、これは決して誉め言葉として使われているわけではありません。
コーラーという言葉は、どんな状況でもコールを連発する人、つまり遠回しに「素人」といわれているのと同じことです。
ディーラーがこのような言葉を使うことはありませんが、同じテーブルの人にコーラーと呼ばれたときは、あまりよい印象をもたれていないと考えるべきでしょう。
コールを選択するうえで適したタイミングとは
コールは、あまり積極的にゲームに関与したくないときに使うと便利なアクションです。
降参はしたくない、かといってアグレッシブにもなれないという手札のときに利用するとよいでしょう。
画像引用:トランプスタジアム
たとえばこのような手札のときは、ワンペアが成立しているものの、強い手札とはいえません。
残っているほかの3人のうち、1人でも6以上のペアを成立させていたら負けてしまいます。
しかし、役ができている以上、フォールドするほどでもありません。
こういったときには、コールを選択すると、最小限の資金でゲームに参加し続けられます。
レイズを選択するとよいタイミングとは
ゲームを継続するために選べるアクションは、コールだけでなく、レイズという選択をすることもできます。
レイズは、コールと比べて強気のアクションです。
宣告することによって賭け金を2倍以上に増やせるので、自信があるときに使いましょう。
先ほどのゲームを続けた結果、5を残して3枚をチェンジした結果、スリーカードが揃いました。
こういったシチュエーションが、レイズに向いています。
画像引用:トランプスタジアム
スリーカードは、ワンペアやツーペアよりも強く、ライバルに勝てる可能性が高い役です。
レイズによって賭け金を増やした結果、以下のような形でゲームが終了しています。
画像引用:トランプスタジアム
始皇帝もスリーカードですが、数字は4なので、プレイヤーよりも弱い役です。
そのほかのプレイヤーはワンペア止まりなので、今回のレイズは成功したことになります。
フォールドを選択するとよいタイミングとは
ゲームを続けてもほかのプレイヤーに勝つ自信がないときは、フォールドを選択します。
フォールドはギブアップと同じ意味をもつ行動で、フォールドした後は、ゲームに残ることができません。
ただし、コールやレイズなどでチップを支払う必要もなくなるので、負けた際の支出を抑えられます。
画像引用:トランプスタジアム
自分自身の手札は、何の役も成立していない状態です。
しかし、1人前の始皇帝はコールし、ゲームに参加する意思を見せています。
この場合、ワンペアなどの役をもっていると推察することが可能です。
自分自身がチェンジによって、役を成立させられる保証はどこにもありません。
こういった場合は、フォールドすることで、参加費以上の費用を支払わずにそのゲームをパスできます。
画像引用:トランプスタジアム
最終結果を見ると、スリーカード、ツーペア、ワンペアというハイレベルな戦いが繰り広げられていました。
まったく役のない状態から、2のスリーカード以上の役を作ることは極めて困難でしょう。
粘ってゲームを続けていたら、その分だけよけいな費用を使っていましたので、フォールドの判断が正解でした。