カードカウンティングとは、ブラックジャックで使える最高の攻略法です。
テーブルに配られたカード履歴を記憶すれば残りのカードをほぼ確実に予想できるため、うまくいけば、期待値を100%超えさせることもできます。
ただし、カウンティングには重大な注意点もあるので、安易に使うのはやめましょう。
今回は、カウンティングのやり方や注意点などを解説します。
カードカウンティングとは?
カードカウンティングとは、1956年にアメリカの数学者が数学の理論をもとに開発したブラックジャックの攻略法です。
うまくいけば期待値100%を超えるケースもある、効果的な手法です。
やり方は、テーブル上にでてきたカードの履歴から次にでてくるカードを予想するだけなので、記憶力さえあれば誰でも使えます。
実際、過去にマサチューセッツ工科大学の生徒がブラックジャックにカウンティングを利用し、5年間で約5億を稼いだ実績も残っているので、大金を稼ぎたいならカードカウンティングは有効です!
カウンティングのやり方
カウンティングの仕組みから考えると、ブラックジャックは以下の状態になると、プレイヤー、ディーラー、各々が有利になるといわれています。
- 2~6のカードが多く配られている状態:プレイヤー有利
- 10~Kのカードが多く配られている状態:ディーラー有利
- 7~9のカードが多く配られている状態:タイ
ブラックジャックは、デッキを使い切るまで、1度出現したカードを使い回しません。
そのため、ゲームスタートから配られ続けたカードをすべて暗記していけば、今後のゲーム展開がどちらに有利か把握できるというわけです。
ただし、ブラックジャックは平均8デッキのカードを使います。
400枚以上のカード履歴を記憶し続けるのは、不可能ですよね。
そこで考えだされたのが、カウンティングの「ハイローシステム」です。
ハイローシステムはカードの数字をグループ化し、でた数字にあわせて計算していくことで、今どのカードが多く配られているのかを瞬時に導きだせるシステムとなっています。
ハイローシステム
ハイローシステムでは、カードをこのようにグループわけします。
カードの数字 点数
2~6 +1
7~9 ±0
10~K、A -1
テーブルにカードがでてくるたびに計算をすれば、自然と残りの束に入っているカードの種類がわかるので、次の行動を予想しやすくなるのです。
では、計算結果によって、どのように動けば勝率を上げられるのかを解説していきましょう!
合計点数がプラスになったケース
画像引用:カジノシークレット
このゲームでは、プレイヤーの点数が+1、ディーラーの点数が0ということで、テーブル全体の点数が+1になりました。
プラスということは、2~6までの少ない数字がテーブル上に多くでているということなので、次からは10または11にあたる数字がでる可能性が高くなります。
大きな数字が配られれば、より勝利への道が近づくので、プラスの場合は、ヒットやダブルダウンで積極的に勝負をかけましょう!
ただし、プラスの状態かつ手札の合計数が12以上のときに積極的な行動をすると、こちらが先にバーストする可能性がでてきます。
まさに上の図がその状態ですね。
ブラックジャックは自滅をすると負けが確定してしまうので、こんなときはスタンドを選択し、少しでも自滅の可能性を減らすほうが賢明です。
この場合、ディーラーの伏せカードが10だとすると、16対12でプレイヤーが負けるかのように思えますが、ディーラーには17になるまでヒットを止められないという厳しいルールがあります。
そのため、12という低い数字で行動をストップしても、相手は次の一手で自滅してしまう可能性があるのです!
テーブルの合計点数がプラスのときは、まだ山札の中に10やA、J~Kといった強い札が多く残っていることを意味しています。
プレイヤーからすると、大きい数字がでやすいテーブルは勝ちやすいので、状況がプラスになっている限りは、引き続き同じ場所でゲームを続けていくといいでしょう。
得点結果が0になったケース
画像引用:カジノシークレット
このゲームでは、テーブル全体の点数が0点になります。
0ということは、7~9の中間数がテーブル上に多くでているということですが、この段階では次に少ない数字がでるのか、大きい数字がでるのかを判断できません。
そのため、得点結果がプラスかマイナスのどちらかに動くまでは、現状維持を心がけるようにしましょう。
合計点数がマイナスになったケース
画像引用:カジノシークレット
このゲームでは、プレイヤーの点数が-2、ディーラーの点数が0ということで、テーブル全体の点数が-2となりました。
マイナスということは、10または11にあたる数字がテーブル上に多くでているということなので、次からは2~6といった小さな数字がでる可能性が高くなります。
合計点数がマイナスになったときは、無理に勝負をかけず、ディーラーのバーストを狙ってスタンドを選択するのが正解です。
ただし、次のゲーム以降もマイナスの状況が続くのであれば、山札の中に10または11になるカードが、ほとんどないということになります。
小さい数字しかでないテーブルはプレイヤーにとって不利なので、ゲームを切り上げるか、別のテーブルに移ったほうがいいでしょう。
スマホアプリで練習してみよう
ブラックジャックのカウンティングは、使いやすいハイローシステムを利用するにしても、実践で使うまでに何度か練習をして慣れておく必要があります。
ただし、練習のためだけにお金を賭けてブラックジャックを遊んでいては、資金があっという間に底をついてしまいますよね。
そこで、カウンティングの練習をしたい方には、以下の専用のスマホアプリをオススメします!
スマホアプリならいつでも無料で練習できるので、あっという間に計算力を身につけることができますよ。
ブラックジャック!Blackjack!
画像引用:Googleストア
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通常ゲームはもちろん、カードカウンティングの練習モードも搭載しています。
ただ練習をするだけでなく、カウンティングのやり方も教えてくれる親切なアプリなので、カウンティングに初挑戦する人にもオススメです!
ブラックジャック!
画像引用:アップルストア
「ブラックジャック!」は、iOS向けの練習アプリです。
こちらもゲームができるだけでなく、カードカウンティングのトレーナーモードがついているので、さまざまなパターンを想定した練習ができますよ!