競馬ファンの心をつかんで離さない名馬たち。圧倒的な強さを誇った歴代のレジェンドホースから、今まさに活躍中の現役スターまで、競走馬の人気にはそれぞれのドラマがあります。

本記事では、2025年版の「競走馬人気ランキング」として、ファン投票や話題性、実績などをもとに選ばれた名馬たちを、歴代・現役あわせて一挙にご紹介。

さらに、かっこいい馬名やユニークな名前を持つ馬、ジョッキーから“最強”と認められた名馬など、バラエティ豊かな視点でもランキング化。あなたの“推し馬”が見つかるかもしれません！

歴代人気馬ランキング｜ファンに愛された名馬ベスト10

ここでは、歴代人気馬を紹介します。競馬に詳しくない人でも、一度は聞いたことのある名前の馬を選定しています。

順位	馬名	主な勝利レース
1位	ディープインパクト	皐月賞、日本ダービー、菊花賞、天皇賞（春）、ジャパンC、有馬記念
2位	オグリキャップ	マイルチャンピオンシップ、有馬記念、安田記念
3位	ナリタブライアン	皐月賞、日本ダービー、菊花賞、有馬記念
4位	トウカイテイオー	皐月賞、日本ダービー、有馬記念
5位	テイエムオペラオー	天皇賞（春・秋）、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念
6位	ウオッカ	日本ダービー、安田記念、天皇賞（秋）、ヴィクトリアマイル
7位	ブエナビスタ	桜花賞、オークス、天皇賞（秋）、ヴィクトリアマイル
8位	エルコンドルパサー	NHKマイルカップ、ジャパンカップ、毎日王冠
9位	ライスシャワー	菊花賞、天皇賞（春）×2
10位	キタサンブラック	天皇賞（春・秋）、ジャパンカップ、有馬記念、大阪杯

1位：ディープインパクト

引用：「最後の衝撃！これが最後のディープインパクト」《有馬記念2006》

調教師	池江泰郎 (栗東)
馬主	金子真人ホールディングス
生産者	ノーザンファーム
産地	早来町
セリ取引価格	7,350万円 (2002年 セレクトセール)
獲得賞金	14億5,455万円 (中央)
通算成績	14戦12勝 [12-1-0-1]

日本競馬史上、最も偉大な馬の一頭とされるディープインパクト。

その持ち味は驚異的な末脚で、後方から一気に馬群を抜き去るレース展開は「まさに衝撃」と評されました。

無敗でクラシック三冠を制し、ジャパンカップや有馬記念でも圧倒的な強さを見せたその姿は、多くのファンに鮮烈な印象を残しています。

武豊騎手との名コンビも話題で、「ディープ世代」という言葉が生まれるほど影響力のある存在でした。種牡馬としても成功し、数多くの名馬を輩出しています。

2位：オグリキャップ

引用：netkeiba

 

調教師	瀬戸口勉 (栗東)
馬主	近藤俊典
生産者	稲葉不奈男
産地	三石町
セリ取引価格	–
獲得賞金	8億8,830万円 (中央) /2,281万円 (地方)
通算成績	32戦22勝 [22-6-1-3]

地方競馬出身ながら中央で華々しく活躍し、昭和最後のスーパーホースとして競馬ファンの心をつかんだオグリキャップ。

その人間味あふれるエピソードや苦難を乗り越えての勝利は、まさに“庶民のヒーロー”として語り継がれています。

晩年の引退レースとなった1990年有馬記念では、限界を超えて走り抜き、劇的な勝利を飾りました。

この一戦は今でも「競馬史に残る名場面」として語り草になっており、競馬人気を爆発的に高めた立役者のひとりです。

3位：ナリタブライアン

引用：netkeiba

調教師	大久保正 (栗東)
馬主	山路秀則
生産者	早田牧場新冠支場
産地	新冠町
セリ取引価格	–
獲得賞金	9億4,742万円 (中央)
通算成績	21戦12勝 [12-3-1-5]

「シャドーロールの怪物」として知られたナリタブライアンは、1994年に史上5頭目となるクラシック三冠を制覇した名馬です。

圧倒的なパワーとスピードを兼ね備えた走りで、ライバルたちを寄せつけない強さを発揮しました。特に皐月賞・ダービーでは次元の違うレース運びで観客を圧倒。

体調不良やケガに悩まされた晩年でしたが、それでも一戦一戦で“怪物ぶり”を垣間見せ、ファンからの絶大な支持を集めました。引退後もその名前は語り継がれています。

4位：トウカイテイオー

引用：netkeiba

調教師	松元省一 (栗東)
馬主	内村正則
生産者	長浜牧場
産地	新冠町
セリ取引価格	–
獲得賞金	6億470万円 (中央)
通算成績	12戦9勝 [9-0-0-3]

トウカイテイオーは父シンボリルドルフの血を受け継ぎ、無敗でクラシック二冠を制した華麗なるエリートでした。

美しい馬体とスマートな走法で観客を魅了し、怪我で長期休養を余儀なくされながらも、1993年の有馬記念で奇跡の復活を遂げました。

365日ぶりのレースで1着という偉業は「奇跡の復活劇」と呼ばれ、競馬ファンの心を強く打ちました。その気品と不屈の闘志が伝説として語られ、今なお根強い人気を誇っています。

5位：テイエムオペラオー

引用：netkeiba

調教師	岩元市三 (栗東)
馬主	竹園正繼
生産者	杵臼牧場
産地	浦河町
セリ取引価格	1,050万円 (1997年 北海道10月市場)
獲得賞金	18億3,518万円 (中央)
通算成績	26戦14勝 [14-6-3-3]

「最強の王者」として名を馳せたテイエムオペラオーは、2000年にG1を含む年間8戦8勝という偉業を達成しました。

全盛期は負ける気がしない安定感で、どんな馬場や展開でも確実に勝ち切るレースセンスを見せました。

和田竜二騎手とともに、派手さよりも実直な強さを体現し、庶民派チャンピオンとして愛された存在です。

一方で、安定しすぎた成績がゆえに「面白みがない」との声もありましたが、冷静に見ればその記録は歴史に残るものです。

6位：ウオッカ

引用：netkeiba

調教師	角居勝彦 (栗東)
馬主	谷水雄三
生産者	カントリー牧場
産地	静内町
セリ取引価格	–
獲得賞金	13億487万円 (中央)
通算成績	26戦10勝 [10-5-3-8]

牝馬ながら牡馬をも圧倒する走りで時代をリードしたウオッカは、2007年の日本ダービーで64年ぶりに牝馬が制覇するという歴史的快挙を成し遂げました。

その快進撃は続き、ヴィクトリアマイル、天皇賞（秋）など数々のG1を勝利。特に2009年の安田記念では、ハナ差での激戦を制してファンを熱狂させました。

ダイナミックなフォームと勝負根性、そして美しい馬体から「女帝」の異名を持ち、競馬の枠を超えて多くの人々に愛された名牝です。

7位：ブエナビスタ

引用：netkeiba

調教師	松田博資 (栗東)
馬主	サンデーレーシング
生産者	ノーザンファーム
産地	早来町
セリ取引価格	–
獲得賞金	13億8,643万円 (中央)
通算成績	23戦9勝 [9-8-3-3]

華麗なる血統と期待を背負い、2008年にデビューしたブエナビスタは、その名の通り「素晴らしい景色」を競馬ファンに見せ続けました。

オークス、天皇賞（秋）、ジャパンカップなど主要G1を次々と制覇。特にライバルたちとの接戦を何度も繰り広げたことで、見る者を熱くさせました。

勝っても負けても美しい走りを見せる姿勢に、性別を超えた強さと気品が宿っていました。引退後もその余韻は根強く、多くのファンの記憶に残る名馬です。

8位：エルコンドルパサー

引用：netkeiba

調教師	二ノ宮敬 (美浦)
馬主	渡邊隆
生産者	Takashi Watanabe
産地	米
セリ取引価格	–
獲得賞金	3億7,607万円 (中央)
通算成績	11戦8勝 [8-3-0-0]

日本国内で無敗を誇り、ヨーロッパのG1レースでも堂々と2着に食い込んだエルコンドルパサーは、まさに“世界に通用する馬”の象徴です。

特に1999年の凱旋門賞で、世界最強と謳われたモンジューを追い詰めたその走りは、日本競馬の可能性を大きく広げました。

力強くバランスの取れた走りに、先行力とスタミナを兼ね備えた完成度の高い馬でした。種牡馬としての活躍も評価され、日本競馬の国際化に大きく貢献した存在です。

9位：ライスシャワー

引用：netkeiba

調教師	飯塚好次 (美浦)
馬主	栗林英雄
生産者	ユートピア牧場
産地	登別市
セリ取引価格	–
獲得賞金	6億6,686万円 (中央)
通算成績	25戦6勝 [6-5-2-12]

地味ながらも確かな実力で青い稲妻と呼ばれたライスシャワーは、ミホノブルボンの三冠を阻んだ1992年の菊花賞で一躍有名になりました。

その後も長距離戦で活躍し、天皇賞（春）を2度制覇。先行馬にとって脅威となる絶妙な差し脚を武器に、ライバルたちを翻弄しました。

1995年の宝塚記念での悲劇的な事故死は、多くのファンの涙を誘い、今なお語り継がれています。「影の主役」として多くの競馬ファンに愛され続ける存在です。

10位：キタサンブラック

引用：netkeiba

調教師	清水久詞 (栗東)
馬主	大野商事
生産者	ヤナガワ牧場
産地	日高町
セリ取引価格	–
獲得賞金	18億7,684万円 (中央)
通算成績	20戦12勝 [12-2-4-2]

演歌歌手・北島三郎氏がオーナーとして名を連ねたキタサンブラックは、その親しみやすさと実力の両面で絶大な人気を誇りました。

先行力と粘り強さを武器に、天皇賞（春）連覇、有馬記念制覇、ジャパンカップ勝利などG1を7勝。競馬界を代表する存在として、どのレースでも堅実なパフォーマンスを見せました。

特に引退レースとなった2017年の有馬記念では、見事に有終の美を飾り、その姿はファンの記憶に深く刻まれています。

競走馬 人気ランキング【現役版】｜今注目のスター馬は？

近年の競馬界では、歴代の名馬に肩を並べるようなスター候補が次々と登場し、ファンの注目を集めています。

スピードや持久力はもちろん、精神力や成長力、騎手とのコンビネーションまで含めて、現役競走馬の魅力はますます多様化しています。

ここでは、2025年現在で特に注目されている現役の人気馬5頭をピックアップ。それぞれが持つ個性や実績、ファンを惹きつける要素を詳しくご紹介します。あなたの“推し馬”がきっと見つかるはずです。

馬名	年度	レース名	グレード
イクイノックス	2022	天皇賞（秋）	GⅠ
	2022	有馬記念	GⅠ
	2023	ドバイシーマクラシック	GⅠ
	2023	宝塚記念	GⅠ
	2023	天皇賞（秋）	GⅠ
	2023	ジャパンカップ	GⅠ
リバティアイランド	2022	アルテミスステークス	GⅢ
	2022	阪神ジュベナイルフィリーズ	GⅠ
	2023	桜花賞	GⅠ
	2023	オークス	GⅠ
	2023	秋華賞	GⅠ
ソールオリエンス	2023	京成杯	GⅢ
	2023	皐月賞	GⅠ
ドウデュース	2021	朝日杯フューチュリティS	GⅠ
	2022	東京優駿（日本ダービー）	GⅠ
	2023	京都記念	GⅡ
	2023	有馬記念	GⅠ
ナミュール	2022	チューリップ賞	GⅡ
	2023	富士ステークス	GⅡ
	2023	マイルチャンピオンシップ	GⅠ

イクイノックス

引用：2023年 ジャパンカップ(ＧⅠ) イクイノックス【カンテレ公式】

調教師	木村哲也 (美浦)
馬主	シルクレーシング
募集情報	1口:8万円/500口
生産者	ノーザンファーム
産地	安平町
セリ取引価格	–
獲得賞金	17億5,655万円 (中央)
通算成績	10戦8勝 [8-2-0-0]

現役競走馬の中でも圧倒的な存在感を放つイクイノックス。2022年の天皇賞（秋）では豪快な差し切り勝ちを収め、同年の有馬記念でも見事な逃げ切りで優勝。

2023年のドバイシーマクラシックでは海外勢を相手に完勝し、世界トップレベルの評価を確立しました。

スピード、持続力、精神力を兼ね備えた万能型のサラブレッドとして、今後も注目の的です。

リバティアイランド

引用：netkeiba

調教師	中内田充 (栗東)
馬主	サンデーレーシング
募集情報	1口:100万円/40口
生産者	ノーザンファーム
産地	安平町
セリ取引価格	–
獲得賞金	7億4,444万円 (中央)
通算成績	12戦5勝 [5-3-1-3]

牝馬として異例の圧倒的パフォーマンスを見せるリバティアイランドは、2023年に牝馬三冠を達成し一躍スターホースに。

桜花賞・オークス・秋華賞とすべてで完勝し、その末脚は“次元が違う”と称されました。

牝馬の歴史を塗り替える存在として、これからの世代を牽引するであろう注目株です。

ソールオリエンス

引用：netkeiba

調教師	手塚貴久 (美浦)
馬主	社台レースホース
募集情報	1口:150万円/40口
生産者	社台ファーム
産地	千歳市
セリ取引価格	–
獲得賞金	5億8,166万円 (中央)
通算成績	14戦3勝 [3-3-1-7]

2023年の皐月賞で豪快な差し切り勝ちを決め、一気にスターダムに躍り出たソールオリエンス。

中山の急坂をものともせず、後方から一気に突き抜ける姿に、多くのファンが魅了されました。

まだキャリアは浅いものの、その将来性とポテンシャルには期待が集まっており、今後のGⅠ戦線でも主役を張る存在になることは間違いありません。

ドウデュース

引用：netkeiba

調教師	友道康夫 (栗東)
馬主	キーファーズ
生産者	ノーザンファーム
産地	安平町
セリ取引価格	–
獲得賞金	17億5,347万円 (中央)
通算成績	16戦8勝 [8-1-1-6]

2022年の日本ダービー馬・ドウデュースは、名手・武豊とのコンビでも話題を集めました。成長力に富み、3歳時から古馬との対戦でも好成績を残しており、2023年の京都記念では復活勝利を飾りました。

力強さとしなやかさを兼ね備えた走りに、武豊の騎乗技術が加わることで、今後のレースでも目が離せない存在です。

ナミュール

引用：netkeiba

調教師	高野友和 (栗東)
馬主	キャロットファーム
募集情報	1口:6.5万円/400口
生産者	ノーザンファーム
産地	安平町
セリ取引価格	–
獲得賞金	5億963万円 (中央)
通算成績	18戦5勝 [5-4-2-7]

牝馬マイル路線で安定した戦績を残しているナミュール。

2023年のヴィクトリアマイルでは豪快な差し脚で快勝し、その勝負根性が光りました。

重賞でも常に上位に顔を出しており、レースごとに確実に実力を示す安定型の競走馬です。今後もマイル〜中距離戦での活躍が期待されています。

ジョッキーが選ぶ最強馬とは？現場の声で見えてくる本当の名馬

近年の競馬界では、歴代の名馬に肩を並べるようなスター候補が次々と登場し、ファンの注目を集めています。

スピードや持久力はもちろん、精神力や成長力、騎手とのコンビネーションまで含めて、現役競走馬の魅力はますます多様化しています。

ここでは、2025年現在で特に注目されている現役の人気馬5頭をピックアップ。それぞれが持つ個性や実績、ファンを惹きつける要素を詳しくご紹介します。あなたの“推し馬”がきっと見つかるはずです。

武豊 × ディープインパクト

競馬界のレジェンドジョッキー・武豊が「人生で一度しか出会えない馬」と語ったのが、ディープインパクトです。

圧倒的な末脚と完璧なレースセンスを持つディープは、まさに乗るだけで勝てるといわれる存在でした。

武豊自身がその背中に驚きと敬意を感じていたことは、多くのインタビューで語られています。

ルメール × アーモンドアイ

ルメール騎手が「これ以上の馬に出会える気がしない」と語ったアーモンドアイは、桁違いの加速力と勝負根性を兼ね備えた名牝。

牝馬三冠を達成し、その後も古馬相手に堂々たるレースを続け、ついにはGⅠ9勝という日本最多記録を打ち立てました。

ルメールはアーモンドアイの賢さや柔らかい走りを常に賞賛しており、まさに“人馬一体”を体現した名コンビです。

福永祐一 × コントレイル

父ディープインパクトの血を受け継いだコントレイルと、ベテラン騎手・福永祐一のコンビも名コンビとして名高いです。

無敗でクラシック三冠を達成したその走りは、父を彷彿とさせるもので、福永騎手も「この馬と三冠を取れたのは騎手人生最大の誇り」と語っています。

プレッシャーの中で成し遂げた偉業は、競馬ファンの記憶に深く刻まれました。

かっこいい馬名ランキング｜センスが光る名づけの世界

競走馬の魅力は、走りや戦績だけでは語り尽くせません。

印象的な名前もまた、ファンの記憶に残る大きな要素のひとつです。音の響き、意味、由来……。名付けには馬主や関係者の思いが込められており、そのセンスが光る馬名に惹かれるファンも少なくありません。

このセクションでは、「名前がかっこいい」と評判の競走馬をピックアップし、それぞれの意味や背景、そして実績とあわせてご紹介します。

ロードカナロア

引用：netkeiba

南国ハワイの海の神「カナロア」にちなんで名付けられたロードカナロアは、その響きからして神秘的かつ力強さを感じさせます。

実際、現役時代は国内外のスプリント戦線で無類の強さを発揮し、2013年の香港スプリントでの圧勝劇は今も語り継がれています。

強さとスピード、そして美しさを兼ね備えた馬名は、名実ともに王者の風格を放ちます。

グランアレグリア

引用：netkeiba

スペイン語で「大きな喜び」という意味を持つグランアレグリア。

その名の通り、観る者に圧倒的な強さと感動を届けるレースを展開してきました。

牝馬ながら牡馬相手にも勝ち切るレースぶりはまさに“誇り高き女王”。音の響きも華やかで美しく、馬名だけでも印象に残る存在です。

クロノジェネシス

引用：netkeiba

「時間の誕生」という壮大な意味を持つクロノジェネシス。その名の通り、競馬史に新たな時間を刻むような存在感を放った名牝です。

宝塚記念や有馬記念といったグランプリレースを制し、タフなレース展開でも安定した力を発揮。知性と威厳を感じさせるその馬名には、多くのファンが魅了されました。

ジャスタウェイ

引用：netkeiba

アニメ『銀魂』の登場キャラに由来する異色の名前ながら、世界ランキング1位にまで登り詰めた異才・ジャスタウェイ。

そのギャップと実力のギャップに、ファンは熱狂しました。

2014年のドバイデューティフリーでは後続を置き去りにする圧勝劇を見せ、馬名のインパクトと共に記憶に残る活躍を果たしました。

サートゥルナーリア

引用：netkeiba

ローマ神話の祭典「サートゥルナリア」にちなんで名付けられたこの馬は、華やかさと神秘性を兼ね備えた馬名でデビュー当初から注目を集めました。

実際にホープフルステークスや皐月賞を制し、その走りもまた華麗で美しかったことから、馬名とのマッチングが抜群だと評価されています。

競馬ファンがクスッと笑う！馬の名前が面白いランキング

競走馬の名前には、時にファンの予想を裏切るユニークさや、思わず笑ってしまうセンスが光るものも存在します。

実況泣かせの長い名前や、日常会話に出てきそうな語感、まさかのダジャレ系まで――。

こうしたユニークな名前の馬たちは、そのネーミングだけでも観客を楽しませてくれます。ここでは、競馬ファンの間でも「クセになる」と評判の、面白い名前を持つ競走馬を5頭ご紹介します。

モグモグパクパク

引用：netkeiba

その名の通り、まるで食事中の擬音のような「モグモグパクパク」。

思わず口に出して読みたくなるこの馬名は、初出走時から話題を呼び、SNS上では実況との組み合わせも人気となりました。

名前のインパクトに反して走りは真剣そのもの。レース映像でその名が呼ばれるたびに、ファンからは“癒やし系競走馬”として親しまれています。

ワイワイガヤガヤ

引用：netkeiba

賑やかな宴会を思わせる「ワイワイガヤガヤ」という馬名は、その響きだけでも笑顔にしてくれる存在。

レース中にその名が呼ばれるたびに、場内の空気がちょっと和むのが不思議です。

名前とは裏腹に、道中では冷静沈着にレースを運ぶこともあり、そのギャップもまたファンを惹きつけるポイントとなっています。

ナイスネイチャ

引用：netkeiba

「ちょうどいい」イメージを持つ名前でおなじみのナイスネイチャ。

GⅠを勝てそうで勝てない“善戦マン”として知られ、3年連続有馬記念3着という珍記録を持つなど、愛されキャラとして一世を風靡しました。

引退後も支援活動を通して人気を博し、ウマ娘のキャラクターとしても再注目されるなど、その名は世代を超えて親しまれています。

オマワリサン

引用：netkeiba

「えっ、そんな名前の馬がいるの？」と二度見されること間違いなしの「オマワリサン」。

競走馬としては堅実な走りを見せる一方、そのネーミングから“真面目そう”な印象が強く、実際の気性も大人しめというギャップがファンの心を掴みました。

パドックで紹介されるたびに、観客席から笑いと愛着の声が上がる個性派ネームです。

タニノギムレット

引用：netkeiba

お酒のカクテル「ギムレット」にちなんだ洒落た名前を持つタニノギムレットは、2002年の日本ダービー馬として知られています。

クールでスタイリッシュな響きと、しっかりとした実績を兼ね備えた点がポイント。名前のインパクトと強さを両立した、稀有な存在として競馬ファンから長く愛される名馬です。

競馬も遊べるおすすめスポーツベット5選

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競走馬人気ランキングに関するよくある質問【Q&A】

競走馬の人気は、単に勝利数や賞金額だけでは測れない人の心を動かす力によって決まることも多くあります。

このQ&Aセクションでは、競馬を始めたばかりの方や、名馬の背景をもっと深く知りたい方に向けて、よくある疑問にお答えします。

どの馬が初心者向け？人気と実力の違いは？どうやって人気が決まるの？…といった視点から、競走馬ランキングの裏側をのぞいてみましょう。

競馬初心者が覚えておくべき有名馬は？

競馬を始めたばかりの方にまず知っておいてほしいのが、時代を代表する「名馬」と呼ばれる存在です。

ディープインパクト、オグリキャップ、ナリタブライアンなどは、強さだけでなく、数々の感動的なレースで多くのファンの記憶に残る名馬です。

彼らの名前は競馬ファンの間で頻繁に語られるため、これらの名馬の特徴や成績を知っておくと、観戦の楽しみが一気に広がります。初心者こそ“名馬の物語”を知ることで、競馬の奥深さを感じられるでしょう。

人気と強さはイコール？実力馬が人気になる理由とは？

競馬において「人気」と「強さ」は必ずしも一致するわけではありませんが、多くの場合、実力のある馬が注目される傾向にあります。

強い馬は華やかな舞台で活躍し、勝ち続けることで自然とファンが増えていきます。しかし、必ずしも勝つ馬だけが人気とは限らず、勝ちきれなくても人々の心を打つ走りを見せた馬や、ストーリー性のある背景を持った馬も人気を集めます。

競馬の魅力は、数字だけでは測れない“応援したくなる馬”の存在にもあります。

ファン投票や人気ランキングはどうやって決まるの？

競走馬の人気ランキングは、主にファン投票やSNSでの話題性、競馬雑誌・サイトなどの読者アンケートをもとに作られることが多いです。

特にJRAが年末に実施する「有馬記念」のファン投票は、全国の競馬ファンからの支持を集めるイベントで、選出された馬たちは“ファンが選んだ夢の対決”として注目されます。

また、TwitterやYouTubeなどでも「推し馬」文化が根付いており、レース内容だけでなく、馬のキャラクター性や見た目も評価対象になることがあります。

ジョッキーとの関係性で人気が出ることもありますか？

競走馬と騎手のコンビネーションは、競馬ファンにとって非常に重要な要素です。

たとえば、ディープインパクトと武豊、アーモンドアイとルメールなど、名馬×名騎手の組み合わせは特に注目され、結果的にその馬の人気も高まります。ジョッキーとの信頼関係やインタビューで語られる思い出話、レース中の絶妙な手綱さばきなど、馬だけでなく人との関係性がファンの心を動かします。

名コンビは、それぞれのキャリアを象徴する存在として記憶に残ります。

まとめ｜人気競走馬ランキングを通して見る“名馬の魅力”とは？

名馬と呼ばれる競走馬たちは、ただ速いだけではありません。

彼らにはそれぞれの物語があり、ファンの心を動かす背景やレースが存在します。

歴代・現役を問わず、数々の名馬が残してきた伝説のレースや、騎手との絆、驚きの逆転劇は、まさに競馬の醍醐味と言えるでしょう。

また、かっこいい名前やユニークなネーミング、推したくなる個性など、競走馬には多様な魅力が詰まっています。

今回のランキングを通して、ひとりひとりの“推し馬”が見つかったなら幸いです。これから競馬を始める方も、すでに楽しんでいる方も、名馬たちの物語にぜひ触れてみてください。