パチンコで勝つために重要な指標となるのが「期待値」です。
パチプロと呼ばれる人たちや上級者の多くが期待値を大切にしているとされ、上達するためには期待値のマスターが必須といえます。
しかし、専門的に数学を学んだ人以外は、期待値とはなんなのかさっぱりわからないという人ばかりではないでしょうか。
今回は、パチンコにおける期待値とはどんなもので、なぜ重視すべき数値なのかを解説します。
計算方法は複雑ですが、無料ツールを使えば、誰でも簡単に計算できるので問題ありません。
期待値の高い台を見つける方法もあわせて、この機会に詳しく知っておきましょう。
パチンコの期待値ってなに?
ギャンブルで勝つためには勘やセンスも大切ですが、データを分析することも重要です。
この記事でご紹介する期待値は、パチンコを攻略する上で欠かすことのできない数値といえます。
まずは期待値とはどんなものなのか、その概要をご紹介しましょう。
期待値は収支の見込み金額
期待値とは、特定の台を使ってパチンコで遊んだ場合に、どの程度の利益・損失が出るのかを見極められる数値です。
必ずしも期待値のとおりの結果が出るわけではありませんが、長く遊んだ場合に稼ぎやすいのか、それとも稼ぎにくいのかを判断する上で、重要な指標として活用できます。
期待値の計算方法は後述しますが、期待値はたとえ同じ機種のパチンコ台だとしても、お店の設定や台の状態によって変動します。
1つのお店のなかに期待値の異なるパチンコ台が混在しているため、勝てる台を探すためには、期待値の高い台を見つける必要があるのです。
期待値の概要をジャンケンにたとえて解説
期待値の概要は、ジャンケンにたとえて解説できます。
ジャンケンの勝率は、1対1でおこなった場合、常に50%です。10連勝したり、10連敗したりする可能性がゼロというわけではありませんが、理論的には10回勝負すれば、5勝5敗という結果を期待できますね。
このとき、お金を賭けていたとするとどうでしょうか。
たとえば自分が勝った場合に200円をもらえて、自分が負けたときは100円を支払うとします。
勝率は変わらず50%だとすると、5勝した取り分が1,000円、5敗した支払い分が500円ですよね。
すると、10回のジャンケンで500円の利益を出せるという予測を立てられます。
これをジャンケン1回あたりの利益として割ると、1回あたり50円の利益という計算が成り立ちますね。
こうやって生み出した「+50円」という数字こそが、この記事でご紹介する期待値の正体です。
期待値はパチプロも重視している
パチンコで効率よく利益を出し続けているパチプロは、期待値を重視してパチンコ台を選んでいるといわれています。
勘やセンスもギャンブルで勝つための大切な素質ですが、それだけに頼っていては、安定して勝つことはできません。
適度にデータも取り入れて、パチンコを攻略しましょう。
パチンコの期待値はツールで計算できる
先ほどのジャンケンの例は、単純に勝率50%と判断できますし、平等な条件でおこなわれているため、計算が簡単です。
しかし、パチンコの期待値となるとそうはいかず、「総回転数」「交換率」「出玉個数」など、複数の指標を計算に取り込むため、手動で計算するのは難しくなります。
しかし、パチンコの期待値を計算するツールがインターネット上にあるので、これを使って必要なデータを入力した上で期待値を計算しましょう。
以下のようなツールは無料で提供されていて、スマホからもアクセスできるので、パチンコ店からでも利用できますよ。
画像引用:期待値・仕事量計算ツール
キャプチャでもご紹介したように、9つの項目を埋めて計算ボタンを押すだけで、結果がわかります。
より高い期待値の台を選ぶことによって、理論上の勝率を高めることが可能です。