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競馬にはさまざまな買い方がありますが、競馬攻略に使われる買い方として「ワイドフォーメーション」が頻繁に使われています。
競馬番組や競馬新聞、予想サイトなどでもワイドフォーメーションという言葉がよく出てきますが、複雑な内容なので、どんな買い方なのかよくわかりませんよね。
そこで今回は、競馬のワイドフォーメーションとは何なのかを詳しく解説します。
ワイドフォーメーションの買い時やメリット、計算方法、そして組み合わせのポイントについてもまとめました。
ワイドフォーメーションの買い方を覚えて、競馬の的中率をさらにアップさせましょう。
目次
ワイドフォーメーションとは
ワイドフォーメーションとは、軸にする馬を2頭以上選びたいときに活用すると便利な買い方です。
軸馬を2頭にする場合は、その2頭を「1頭目」として選びます。
続いて2頭目に1頭目+上位に入ると予想した馬を入れ、全組み合わせを購入するというのがワイドフォーメーションです。
実際に、ワイドフォーメーションの購入例を見てみましょう。
1頭目:1、2
2頭目:1、2、3、4、5
2頭目:1、2、3、4、5
この場合、購入できるのは、以下の7通りの馬券です。
1軸:1-2、1-3、1-4、1-5
2軸:2-3、2-4、2-5
このように、1枚の馬券で多くの組み合わせをカバーできることがワイドフォーメーションの魅力といえます。
ワイドフォーメーションは1枚で複数口が的中することがある
ワイドフォーメーションは、先ほど解説した「フォーメーション」という買い方をすべて「ワイド」でカバーする賭け方です。
ワイドは、予想した2つの馬の両方が1~3着に収まると的中するため、ワイドフォーメーション1枚で複数の当選が出る可能性があります。
先ほどの買い方をした結果、着順が1、3、5だったと仮定しましょう。
この場合は、カバーした7通りの買い方のうち、2通りが的中しています。
1軸:1-2、1-3(的中)、1-4、1-5(的中)
2軸:2-3、2-4、2-5
ワイドフォーメーションで7点買いをしているので、1点100円だとすると馬券の購入費は700円です。
仮に1-3が10倍、1-5が20倍だとすると、1,000円と2,000円の配当を両方受け取れます。
当たりが重複する可能性があるという点が、ワイドフォーメーションの大きなメリットです。
ワイドフォーメーションの買い方のコツ
ワイドフォーメーションは、軸として複数の馬を選べることに加えて、たくさんの馬を組み合わせに含められることが特徴的です。
それでは、軸馬と対抗馬はどのような基準で選ぶと当たりやすいのでしょうか。
テクニックとして広く活用されているのは、以下4つの買い方です。
- 軸に本命と穴馬を選ぶ
- 軸に本命2頭を選ぶ
- 軸に逃げ馬と追い込み馬を選ぶ
- 2頭目に穴馬を混ぜる
穴馬を混ぜるというのは、競馬で高配当を引き当てるために重要なテクニックです。
ただし、闇雲に穴馬を押さえて当たるほど、単純なものではありません。
狙い目となる穴馬の見つけ方も含めて、詳しく解説しましょう。
軸に本命と穴馬を選ぶ
王道ともいえる買い方が、軸の2頭に本命と穴馬を1頭ずつ選ぶ買い方です。
人気と実力の両方でずば抜けている本命馬が1頭いる場合、その馬と穴馬を1頭目に選びましょう。
こうすることで、万が一レースが荒れた展開になったときに、オッズが過小評価されている馬で儲けやすくなります。
軸に本命2頭を選ぶ
実力が拮抗した人気馬が2頭走るという場合は、その2頭を1頭目に選んでリスクを分散しましょう。
こうすることで、どちらかが1着になり、どちらかが着外に飛んだとしても、2頭目に選んだ馬の結果次第で取りこぼさずに済みます。
この場合、1番人気と2番人気がそろって3着以内に入った場合、配当の高さにはまったく期待できません。
そのため、2頭目には可能性がありそうな穴馬を絡めるといいでしょう。
本命同士の決着だとしても、3着以内に穴馬が入れば、2,000~3,000円の配当がつくことも珍しくないのです。
軸に逃げ馬と追い込み馬を選ぶ
レースの展開を読み切れないときは、1頭目に逃げ馬と追い込み馬の人気馬をそれぞれ選ぶという手段が有効です。
大逃げの馬がペースを作り、それに本命の追い込み馬がまったく対抗できなかったというようなケースでは、ワイドフォーメーションでも万馬券に匹敵する配当が出ることがあります。
2頭目に穴馬を混ぜる
ワイドフォーメーションのメリットは、2頭目にさまざまな可能性を含んだ馬を加えられることです。
たとえば5点買いをする場合、3~5頭目に本命・対抗・穴馬をそれぞれ1頭ずつ指定できます。
馬連では買えないような気になる穴馬を予想に組み込めるので、積極的に穴馬を狙いましょう。
有望な穴馬は、以下3つのポイントを重視すると見つけるのが簡単です。
- 実力と比較して人気が薄い馬
- 前走不利だった馬
- レースとの相性がいい血統の馬
それぞれを詳しく解説します。
穴馬の見つけ方①:実力と比較して人気が薄い馬
最初に目を付けるべきなのは、実力に伴わないほど人気が低迷している馬です。
過去の戦績で3着以内が多い、もしくは微妙に3着以内に届かなかった4~5着が多いといった馬は、今回も3着前後に食い込む可能性があり、要注目といえるでしょう。
穴馬の見つけ方②:前走不利だった馬
前走の結果がよくなかったとしても、何らかの不利な条件が重なっていた馬も狙い目です。
たとえば苦手な馬場状態を走っていたり、はじめての距離を走っていたりした場合は目を付けてみましょう。
対戦相手に強力な馬がいたというケースや、グレードが高すぎたというケースにも注目すべきです。
穴馬の見つけ方③:レースとの相性がいい血統の馬
競馬場の場所やコースの種類、距離などの得意・不得意は血統によって決まることもあります。
これまでの結果がふるっていなかったとしても、血統の相性とマッチする条件ではじめて走るレースだった場合、思わぬ好走を見せて上位に食い込む可能性があるのです。
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ワイドフォーメーションの組み合わせ数計算は自動化できる!
ワイドフォーメーションを買う際に難しいのは、組み合わせ数の計算です。
「6頭買う場合はいくらになるのだろう」「7頭買ったら予算オーバーだろうか」と悩んでしまいがちですが、JRAの「フォーメーション組合せ数計算」を使えば、簡単に何点買いなのかがわかります。
引用:JRA公式サイト
このように、1頭目と2頭目の馬番にチェックを入れるだけで、枠連・馬連・馬単がそれぞれ何点買いになるのかがひと目でわかりますよ。
計算表を活用しながら、便利に予想を進めましょう。
まとめ
ワイドフォーメーションは、軸にしたい馬が2頭以上いる場合に利用すると便利な買い方です。
2頭目に穴馬を組み合わせられるため、堅実なワイドながら高配当を狙えます。
この記事で紹介した有望な穴馬の狙い方も参考にしながら、ワイドフォーメーションで、ひと山狙ってみましょう。