テレビの人気番組「やりすぎ都市伝説」で、絶対に話してはいけない闇のゲームとして、「バサ」というトランプを使ったゲームが紹介されました。
闇ゲームというだけあって、バサはオンラインカジノでも配信されていません。いったいどのようなルールをもつゲームで、なぜ危険とされているのでしょうか。
流通している情報量が非常に少ないバサですが、類似するトランプゲームの情報も交えながら、この記事で徹底解説します。
トランプの闇ゲーム「バサ」とは
トランプには非常に多くのゲームの種類がありますが、世間一般には知れ渡っていない「闇ゲーム」のひとつとして、人気番組「やりすぎ都市伝説」で取り上げられたものが「バサ」です。
芸人の岡野陽一さんが「面白すぎて廃人になる」「バサについて話すと消される可能性がある」などと発言しながら紹介したため、またたく間に話題になりました。
闇ゲームというだけあって、インターネット上で情報を検索しても有力な手がかりはほとんど見つからず、正確なルールや遊び方を知ることは困難です。
都市伝説なので実在するかどうか不明
そもそも「やりすぎ都市伝説」という番組は、ウソかホントかわからない都市伝説を紹介する番組なので、バサというゲームが実在するのかどうかも不明です。
勘違いやウソなどが混じり、情報が錯綜するなかで、本来は存在しなかったバサが空想上でできあがっていくこともあるので、あまり真剣に情報を追いすぎないほうがいいのかもしれません。
「バサラ」から派生したとする説がある
ヨーロッパのキプロスや中東、トルコなどを中心に親しまれているトランプを使ったゲームに「バスラ(Basara)」というものがあり、バサの正体はバスラなのではないかとする説もあります。
バスラに関しても、日本ではあまり親しまれていないゲームということもあり、詳細なルールを詳しく解説するWebサイトなどは、とくに見当たりません。
また、オンラインカジノでもバサラをプレイすることはできないので、バサラのルールを覚えたとしても実用することは難しいでしょう。
バサのルールを解説
バサの正確なルールを見つけることはできませんが、インターネット上のさまざまな手がかりのなかから情報を整理して、バサのルールをご紹介します。
まずは「やりすぎ都市伝説」のなかで、実際に岡野陽一さんが語っていたバサの概要を抽出してまとめました。
- トランプ1個でできる
- UNO、麻雀、トランプのすべてのいいところだけを集めたゲーム
- スペードの12がヤバい
- 人数は4人で遊ぶのがベスト
- 上がるときに「バサ」と叫ぶ
- 2倍、3倍、4倍の「バサ返し」がある
スペードの12がどんな効果をもっているのか、バサ返しを受けるとどうなってしまうのかなどは一切語られておらず、謎のままです。
Twitter上でまとめられている説
岡野陽一さんはバサのルールについてほとんど語っていませんが、Twitterにはバサのルールをわかりやすくまとめている人がいます。
#やりすぎ都市伝説
— きゃん (@BassKatan) April 29, 2020
「バサ」のルール調べたら出てきたぞw pic.twitter.com/vZ8JYRrbFL
このルールが本当なのか、それともウソなのかは書き込んだご本人にしかわかりませんが、あくまでもひとつの説として、Twitter上で見られるバサのルールを書き出してみましょう。
- 1人8枚の手札が配られて、山札から3枚のカードが場に置かれる
- プレイヤーは手札のカードを駆使しながら、条件を満たすことのできた場のカードを回収する
- 回収できなかった場合は、手札から1枚を取って場のカードの上に置く
- 手札がなくなったら山札からプレイヤーにカードを配る
- 特定のカードを回収するとポイントをもらえる
- ダイヤの10は3ポイント、クローバーの2は2ポイント、エースとハックは1ポイントもらえる
- 一番カードを持っている人が3ポイントもらえる
- 場に7、2、4、5があり、手札に9があれば、場のカード4枚を回収できる
- この際に「バサ!」と叫び、バサ1回で5ポイントを獲得できる
- 51ポイント以上を最初に獲得できた人の勝ち
- ルールは地域やプレイヤー次第で若干異なる場合がある
以上です。
ここまでの情報を見ても、どんなゲームなのかあまりピンときません。